定年後のゆる〜くたのしい日々

〜読書、語学、パソコン、音楽などをたのしむ日々のくらし〜

「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」と「そういうの好き」

「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」(村上春樹)を読みました。著者初期の三部作「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」「羊をめぐる冒険」を読み終え、それに続く長編小説なのと変わったタイトルに惹かれこの本を手に取りました。上下…

iPad と フランス語(その2)

前回ブログのとおり、わたしの持っている iPad は8年前にゲットした初代 iPad!Chromebook や Yogabook に注目した時期を除き、8年間のうち6年半ほどはガチで iPad を毎日使い倒しました!おかげで iPad と一緒に買った純正カバーはボロボロ! ところが、…

iPad と フランス語

スマホでは小さい!ノートパソコンではかさばり過ぎ!そういうときにちょうどいいのがタブレット! タブレットが世に出て早8年になります。そう、タブレット1号機は、Apple の初代 iPad!(iPad を紹介する Steve Jobs がなつかしい!)この8年間に様々な…

「1973年のピンボール」と「1973年のシャボン玉」

「1973年のピンボール」(村上春樹)を読み終えたところです。 いい音楽を聴き終えた後のように、身体の隅々までさわやかさが行き渡り気持ち良い余韻に浸っています。読んでいる途中も、特に物語の流れに乗ってくる後半部では、どうしてこんなに気持ちよ…

「若い読者のための短編小説案内」と「異邦人の眼」

「みみずくは黄昏に飛びたつ」(村上春樹・川上未映子)の中で触れられていたのがきっかけで、どんなことが書いているのだろうと「若い読者のための短編小説案内」(村上春樹)を読んでみました。この本は、そもそも村上氏がアメリカのプリンストン大学で日…

定年後の生活 と「町なかの宇宙人」

桜の花びらが風に舞い散り、今年の桜の見頃もはや過ぎようとしています。来週からは小学校の新学年が始まるので、孫たちを連れて学用品の補充にショッピングモールへ行きました。春休みとはいえ平日なので客の数はそう多くなく、同じように学用品を求めて子…

「みみずくは黄昏に飛びたつ」と アドリブ演奏

ここ2ヶ月余りの間、たて続けに村上春樹作品を7編読み通しました。最初は、以前に村上作品を読もうとしたとき拒否反応を起こしたこともあって、果たして1冊すら読み通せないのではないだろうか?と恐る恐る読み始めたのでした!丁が出るか半が出るか、ほ…

「騎士団長殺し」と 微分方程式

「騎士団長殺し」(村上春樹)第1部・第2部を読み終えました。まず、全編を通じて平明で読みやすい文章に感心しました。ボールの縫い目に指先を引っ掛け、ボールの軌道を微妙に変化させ打者の目をくらませて得意がるようなことはしません。いつも真っ直ぐ…

桜の春 と ジャズピアノ

このところ一気に気温が上がり、満開の桜はこの時とばかりに咲き誇っています。昨日近くの公園を散歩してささやかな花見をしてきましたが、ベンチや芝生にすわり「花」と「団子」の両方を楽しんでいる姿があちこちで見かけられました。このまま暖かい好天が…

「騎士団長殺し」と「和」の匂い

久しぶりに YOGABOOK を持ち出してマクド店でブログを入力しています。風はまだひやっとする感じがありますが、日差しはもう春そのものですでに桜があちこちで満開を迎えている知らせも報じられています! テーブルに置いているショルダーバッグには、YOGABO…

村上春樹作品 と しなやかな感性

あらためて振り返ってみると、このところ二ヶ月近くずっと村上春樹作品に没頭しています。それも、これまで読んでこなかった、いや、読もうとしても読み続けることができなかったフィクションばかりを!そして、今現在も最新の長編小説「騎士団長殺し」を面…

「ノルウェイの森」と 1969年

真紅と深緑色に上下巻の表紙を彩られた「ノルウェイの森」(村上春樹)を読み終えました。美しくももの悲しい音楽を聴いたあとのように余韻に浸っていると、物語の断片が次々と浮かんでは消えていきます・・・ この物語も7、8年前に読もうとして手に取った…

「BOOKOFF」と「騎士団長殺し」

何年振りかで「BOOKOFF」に本の売却に行って来ました。読む本は、書店で買ったり図書館で借りたりしていますが、いつの間にか買った本で書棚が一杯になってしまい、「断捨離」が必要になります。 書棚が溢れないよう主にかさばらない文庫本を買うことにして…

バッテリー交換 と 再生 iPhone6 Plus

半月ほど前、愛用の iPhone6 Plus が起動しなくなった顛末(てんまつ)をブログ「iPhone6 Plus と BLACK OUT」にアップしました。そのときにキャンペーン中のバッテリー交換(通常費用の半額以下!)の予約を入れておいたのが、バッテリー入庫のメールが入った…

「羊をめぐる冒険」と「虚・実ミックスワールド」

「1Q84」を読んだ後、こんどは村上春樹氏の初期の作品「羊をめぐる冒険」を面白く読みました!これまで氏の小説を読んだのは数えるほどですが、それでも他の作品との関連性が推しはかれました。 この物語の特に最初の方では、デビュー作「風の歌を聴け」…

「1Q84」と フィクションの魅力(その3)

「1Q84」の物語を読んでいくと、物語の中の現実世界のほかに別世界が現れ、登場人物たちがとまどう様子が描かれています。そこでは、夜空の月が重要な意味を持ちます。フィクション世界のなかのフィクション世界!ああ、ややこしや〜! でも、一歩、いや…

「1Q84」と フィクションの魅力(その2)

前回ブログで述べたような思いを抱きながら長編小説「1Q84」(村上春樹)を読み始め、最後まで物語の面白さに堪能しながらこの大部のフィクションを読み終えたのでした。 では、8年前に感じた違和感(それまで読んできた文章やストーリーと大きくかけ離…

「1Q84」と フィクションの魅力(その1)

「1Q84」(村上春樹)を読み終えました。BOOK1・2・3の3分冊で各巻が500〜600ページの大部な長編小説!8年前にはじめて発売されたとき、本屋の店頭で少し目を通しただけであえなく撤退したシロモノ!最近、村上氏の小説を2冊(短編・中編)読…

桜 と 幻の大型 iPad

外気はまだひんやりしていますが、日差しは暖かく春の到来が近いことを告げています。今は梅のシーズン、今日訪れた梅林の梅も咲き誇っています!(写真上)そして、あとひと月ほど経てば桜の開花を迎えます!桜が見頃のわずか1週間のあいだ、各地の桜の名…

iPhone6 Plus と BLACK OUT

不幸はいつも前触れなしに突然やって来るものです!数日前の朝、いつものようにカレンダーでその日の予定を確認しようと iPhone6 Plus のホームボタンを押しました。ところが、画面は真っ黒のまま! 押し方が悪かったのかと、親指で再度ホームボタンを押し直…

ジャズピアノ と「裏拍」(オフビート)

やっと風邪が治り、通常の生活に戻ることができました。(ヤレヤレ)これからは、また風邪を引かないよう湯冷めには十分注意!深夜の凍りつくほど冷えきった部屋でのピアノ練習は絶対禁物!暖かい午後にすること! ということで、天気の良い午後のひととき久…

平昌オリンピック と 風邪

寒い日が続くなか、とうとう風邪を引いてしまいました!思い当たるのは、先週夜寝る前に風呂に入り暖まった後、ふと思い立ってジャズピアノの練習を始めたことでした。寒い日が続いていたのでしばらく練習がお留守になっていたからでした。 深夜、暖房設備の…

「1Q84」と「リベンジ・マッチ」

「1Q84」(村上春樹)3分冊のBOOK1を読み終えたところです。この本は2009年に発表されましたが、発売前から書店の前に長い行列ができたり、テレビ各局がいっせいに取り上げるなど大変な評判になりました。 今も鮮明に覚えているのは、書店の店頭に…

モバイル・キーボード と 年老いた山羊

建国記念日の振替休日明けの今日、孫たちは学校へ、家内はお友達の会合へ出かけ晴れて自由の身(?)となったので、外へ繰り出しました。休日に何年ぶりかで降った雪も今日はほとんど姿を消し、吹く風に冷たさは感じるものの、降り注ぐ陽の光に微かに春の暖…

「バッテラ・源氏物語・1Q84」と 移ろいゆく嗜好

定年後の生活を送るようになってからすでに数年を経た今まで、自分では性格や嗜好は二十歳(はたち)の頃とほとんど変わっていないという自覚がありました。ところが、ここ数年のことを振り返ってみると、そうとも言えないという気がしてきました! 子供の頃…

雑誌「TIME」と「カバー・ツー・カバー」

学生の頃から英語に興味があったので、アメリカの世界的に有名な雑誌「TIME」は、時に触れ合い時に疎遠になったりしながらも、いつも気になる存在でした。これまでの「TIME」との関わりを振り返ってみようと思います。 二十歳代の頃、英語にもっと慣れ親しも…

「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」と フロンティア「村上ワールド」

先月末、長く敬遠してきた村上春樹氏のフィクションの中から「風の歌を聴け」をふとしたことから手に取り、最後まで読み通すことができた経緯をブログ(「風の歌を聴け」とよみがえる記憶)に書きました。それに続いて、手頃な長さの「色彩を持たない多崎つ…

「介護士からプロ棋士へ」と 遅咲きのプロ棋士

今、将棋界で破竹の勢いを見せている藤井四段が、中学生で史上はじめての五段への昇段決定が昨日報じられ大きな話題となりました!藤井五段が、この半年間戦ってきたクラスは、順位戦C級2組。この組に所属する50人の棋士は、それぞれ10戦ずつ戦い、その…

"SOFTLY, AS IN A MORNING SUNRISE"(朝日のようにさわやかに)と「凍える指」

気象情報によれば、今日はいちだんと厳しい寒波が日本列島を襲うそうです!すでに外では雪には至りませんが「みぞれ」が降っています。エアコンで部屋を暖かくして、今このブログを書いています。部屋に流れているミュージックは、SONNY CLARK TRIO の "SOFT…

「風の歌を聴け」と よみがえる記憶

前回ブログで、村上春樹氏の「職業としての小説家」を読み、ずっと前に途中で読むのをやめてしまった氏のフィクションをもう一度読んでみようかと思ったのでした。そして、「風の歌を聴け」をある緊張感をもって読み始めました! 「風の歌を聴け」は、氏がは…