ジャズピアノ・スタンダード Autumn Leaves(枯葉)のメロディーを右手で、同時に、左手でウォーキングベースを2オクターブ低く奏でる・・・
(カッコ内はべース音)
♬ ♩ ソ・ラ・シ♭・ミ♭〜
( ド・ソ・ド・ミ)
ファ・ソ・ラ・レ〜
( ファ・ド・ファ・シ・シ♭・ファ・シ♭・レ)
ミ♭・ファ ・ソ ・ド〜
(ミ♭・シ♭・ミ♭・シ♭・ラ・ミ♭・ラ・レ♭)
レ・ミ・ファ♯・シ♭〜〜
(レ・ラ・レ・ラ♭・ソ・レ・シ♭・ラ・ソ・レ・ソ・シ)
・・・・・・・・・・・
2週間前、ウォーキングベースの練習を始めた頃、左手ベースだけでセイイッパイ!
右手のメロディーと同時にタイミング合わせて弾くなんてとてもムリ・ムリッ!
右手と左手に別々の動きさせるなんて!
いつの間にかどちらかにつられて両手が同じ動きをしてしまう!
頭はパニック、脳みそグジャグジャ!
そう言えば、同時に別々のことをするのは昔から不得手だったんだ。
団塊シニアの若かりし頃、1クラス50人の大人数。
中学なんかでもたしか1学年900人いたと思う。
休憩時間の廊下や昼休みの運動場なんか、さながらコロナ前の渋谷交差点!
そんな中でもソフトボールやってたけど、不思議と打球は人に当たらず、よくケガしなかったもんだ!
大学受験競争も激烈で毎晩机にかじり付いて午前3時、4時。
ラジオでパックインミュージックなんかの深夜放送聴きながらの受験生も多かったようだけど、これがなかなか不得手だった。
ラジオを聴いているとラジオに夢中になってしまい、勉強に集中するとラジオがジャマ。
今はすっかり下火のようだが、昔はけっこう盛んだったマージャンも不得意だった。
自分のパイを見ながら同時に他のメンバー3人の手の内を推しはかるなんて。
これも早くしないと、まわりからオラオラとあおられる。
即決即断でパイを拾っては捨て、捨てては拾わなくてはならない。
ウロウロしているとキッチリ、ローン!(あちゃー!)
マージャンよりはじっくり考えられる将棋の方が性格に合っているようだ。
そうそう、昨日、棋聖戦で藤井棋聖が渡辺名人の挑戦第1戦を完勝したのだった!
相変わらず、じっくり対策を練ってきた渡辺名人の意表を突く手を繰り出し、玄人スジを唸らせている。
そんなこんなで、2週間前は「フカノー!」(不可能)と思われたメロディーとウォーキングベースの両手弾きだったが!
毎日少しずつ、まず片手だけでスムーズに弾けるよう練習!
片手弾きが一応できるようになると、こんどは徐々に両手を組み合わせて練習!
慣れない筋肉の動きに、肩は凝り、歯茎が少し腫れてるよう!
それでも、合間合間でピアノに向かい練習、練習。
ついに、苦労の甲斐あって、あの憧れていたウォーキングベースがメロディーとともに弾けるようになった・・・
さあ、次はコード音使ってのアドリブだッ!!