定年後のゆる〜くたのしい日々

〜読書、語学、パソコン、音楽などをたのしむ日々のくらし〜

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ゴールデンウィーク と 定年後の悠々自適

ついこの間まで寒い寒いと言っていたのが、梅が咲き桜が咲き、今は強くなった日差しにつつじの鮮やかな紅い色が映える5月の季節に入ろうとしています。みんなの待ちに待った「ゴールデンウィーク」の到来! とはいうものの、こういう時期は、甲羅に頭を引っ…

"The Great Gatsby" と「グレート・ギャツビー」(その2)

前回ブログで "The Great Gatsby" を原文で読んだことを書きましたが、その後さらに、村上春樹訳の「グレート・ギャツビー」も読んでみました。原文を読み終えたとき、物語の展開は一応理解できたものの、あちこちに霧がただようような感じが残り、読み間違…

"The Great Gatsby" と「グレート・ギャツビー」

村上春樹氏の「ノルウェイの森」なんかを読むと、スコット・フィッツジェラルドの「グレート・ギャツビー」ほど氏が読者としてまた作家として感銘と強い影響を受けた作品はないように思えます。また、後に自ら翻訳まで行っています。村上文学の原点は「グレ…

「収容所のプルースト」と 過酷な環境下の講習会

しばらく前、新聞の書評欄で紹介されている本のタイトルを見たとき、強烈な不協和音が頭の中で鳴り響きました!そのタイトルとは?「収容所のプルースト」! プルーストと言えば、あの有名な二十世紀を代表する大作「失われた時を求めて」を著したフランスの…

「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」と「そういうの好き」

「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」(村上春樹)を読みました。著者初期の三部作「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」「羊をめぐる冒険」を読み終え、それに続く長編小説なのと変わったタイトルに惹かれこの本を手に取りました。上下…

iPad と フランス語(その2)

前回ブログのとおり、わたしの持っている iPad は8年前にゲットした初代 iPad!Chromebook や Yogabook に注目した時期を除き、8年間のうち6年半ほどはガチで iPad を毎日使い倒しました!おかげで iPad と一緒に買った純正カバーはボロボロ! ところが、…

iPad と フランス語

スマホでは小さい!ノートパソコンではかさばり過ぎ!そういうときにちょうどいいのがタブレット! タブレットが世に出て早8年になります。そう、タブレット1号機は、Apple の初代 iPad!(iPad を紹介する Steve Jobs がなつかしい!)この8年間に様々な…

「1973年のピンボール」と「1973年のシャボン玉」

「1973年のピンボール」(村上春樹)を読み終えたところです。 いい音楽を聴き終えた後のように、身体の隅々までさわやかさが行き渡り気持ち良い余韻に浸っています。読んでいる途中も、特に物語の流れに乗ってくる後半部では、どうしてこんなに気持ちよ…

「若い読者のための短編小説案内」と「異邦人の眼」

「みみずくは黄昏に飛びたつ」(村上春樹・川上未映子)の中で触れられていたのがきっかけで、どんなことが書いているのだろうと「若い読者のための短編小説案内」(村上春樹)を読んでみました。この本は、そもそも村上氏がアメリカのプリンストン大学で日…

定年後の生活 と「町なかの宇宙人」

桜の花びらが風に舞い散り、今年の桜の見頃もはや過ぎようとしています。来週からは小学校の新学年が始まるので、孫たちを連れて学用品の補充にショッピングモールへ行きました。春休みとはいえ平日なので客の数はそう多くなく、同じように学用品を求めて子…

「みみずくは黄昏に飛びたつ」と アドリブ演奏

ここ2ヶ月余りの間、たて続けに村上春樹作品を7編読み通しました。最初は、以前に村上作品を読もうとしたとき拒否反応を起こしたこともあって、果たして1冊すら読み通せないのではないだろうか?と恐る恐る読み始めたのでした!丁が出るか半が出るか、ほ…