終わってしまった!
何が終わったのかって?
昨日の2つのナイトゲーム!
スワローズのセ・リーグ優勝が決定してしまった!
タイガースは、シーズン通してあんなに優勝に近かったのに・・・
「どうして?どうして?」と疑問を抱く気持ちの奥に潜むのは「ヤッパ!」
開幕当初のものすごい勢いがおさまった後、いつものタイガースの顔がチラホラ現れ初めた・・・
リーグトップのエラーからの失点!
ここ一番でのヒットが出なくて積み上がる残塁!
不調が長引くクリーンナップ!
シャキッと抑えきれない中継ぎ投手!
・・・・・
「嫌われた監督」(鈴木忠平)
十日ほど前からプロ野球関係の上記ノンフィクションを読み初め、先ほど読み終わったところ。
新聞の書評欄を読んで面白そうと思ったのと、プロ野球の内情が分かるとテレビの野球観戦がより楽しめそう、と思ったのでした。
それと、本のタイトルになっている落合元中日監督に興味があったからでした。
上にも下にも媚びず、回りや世間から嫌われながらもひたすら「オレ流」を貫いた人。
それでいて、選手時代は三冠王を何度も取ったり、監督時代はリーグ優勝や日本一に輝いたりと、実力バツグン・・・
本の記述は、元監督とともにその下でプレーする選手たちにも及んでいます。
それらを読むと、選手たちの野球人生の厳しさ、壮絶さが垣間見られます。
テレビ観戦で、テレビに向かってついツッコミを入れたくなる自分の安易さを恥じてしまう・・・
ホラホラ、そんなど真ん中のボールなんで打てへんのや?
ピッチャーやったらもっとしっかり腕振って投げなあかんで!
もっとやる気出してジャンプしてたらボール取れたんやろ!
・・・・・
いつもの野球が違って見える「嫌われた監督」読後!!