あ〜あ、今日も明日も阪神タイガースの対広島デーゲームがコロナで中止!
一昨日も昨日も中止だった。
タイガースは、開幕以来ずっと好調でぶっちぎりのセリーグ1位!
なにしろ切れ目なく1番から8番まで続くダイナマイト打線に目が離せない。
故障で大山がいなくてもルーキーの佐藤が大活躍・・・(特大ホームランが早く見たい!)
さて、連日中止が続き、また来週からセパ交流試合がはじまり、地デジとBSしか見られないかわいそうなシニアはテレビ観戦の機会が限られるのでした!(トホホ)
でも、言うではないか!
「ピンチはチャンス!」
「災い転じて福となす!」
・・・・・
では、この期間中、哀れなシニアが取り組もうと思っているのは?
しばらくご無沙汰している「ジャズピアノ」!
さっそく昨夜から練習に取り掛かっていたのです。
練習していたのは、左手による「ウォーキングべース」!
右手でアドリブを奏でる時に、左手で四分音符のべース音を歩き回るように一定間隔で伴奏するシブ〜い奏法!
低く太い音が心臓の鼓動のように鳴り響く、
ズン、ズン、ズン、ズン・・・・・
半世紀近く前の若い頃からずっと魅了されてきたジャズ!
そのジャズの醍醐味は、なんと言っても「アドリブ」!
「アドリブ」にウットリしながらいつも疑問に思っていたこと。
「アドリブ」の演奏ってどうやってんの?
行き当たりばったりでないようだし、いったいどんな仕組みになってんの?
この疑問を解こうと、無謀にも50歳を過ぎて始めたのが「ジャズピアノ」!
自分でやってみるのが理解への1番の早道!
ピアノなんかそれまで触ったこともなかったのに。
それも、人に教わるのが嫌いなので教則本での「独習」。
それからがさあタイヘン!
教則本の中は、高校の英文法の授業を思い出させる難解なジャズ理論の連続!
「コード」やら「スケール」やら「テンション」やら「ブルーノート」やら「ツーファイブワン」やら・・・・・
それからシニアの年月を重ねることウン十年!
あれほど熱望していた「ジャズアドリブ」演奏は?
ハッキリ言って、今だにできな〜い!
何冊もの教則本に導かれた道。
やっとたどり着いた教則本の道の果てに立っている1本の立札。
そこに書かれているのは?
「ジャズ理論をしっかり学んだ今、さあ、ここからは自由にアドリブやりましょう!」
え〜?理論は学んだけど、具体的なアドリブのやり方はまだ習ってないよ〜・・・・・
まるで、ひととおり英文法を教わった後「もう英語が理解できたでしょう、さあ、英語を話しましょう」と言われたよう。
だれができるか〜!
昔の別のたとえで言うと、「ろくろ首が出る出る」と客を引っ張って引っ張って、最後まで出ないまま終わってしまうインチキ見せ物小屋のよう。
サギ!、金返せ!
おそらく、ジャズアドリブに憧れて教則本で独習を試みた人のほとんどがおちいる姿なのでしょう・・・
そういう停滞期間がず〜っと続いていた数日前、YouTube で「つっちーのジャズの部屋」に偶然出くわしたのでした!
そこで語られ、またデモ演奏されていたのは、これまで疑問に思っていたことの答えのように思えました。
「教則本でいくら多くのスケールを練習してもアドリブできるようにならない!」
「教則本でいくら多くのツーファイブワンを練習してもアドリブできるようにならない!」
「基本はコードトーン!」
「教則本でなく実際の曲のコード進行に従って、コードトーンを弾くこと!」
「その際、大事なのはリズム!」
「ジャズでよく使われる基本的なリズムパターンにならって、コードトーン中心に奏でる!」
・・・・・・
眼からウロコ!
なるほど、英会話学習にたとえると、いくら英文法の本を丸暗記しても英語をしゃべれるようにはならない。
文法本を覚えるのでなく、実際の話される英語をリスニングしたり、興味ある英語の物語や記事を読んだりすること。
特に、リスニングでの英語発音のリズムに多くの時間耳をさらすこと。
これらは、自分の英語習得で気づいたことだったんだが、ジャズ習得も同じだったんだ・・・
まず、つっちー先生が動画でいつも左手でやっているカッコいい「ウォーキングべース」を真似てみよう!
さっそく昨夜、「ウォーキングべース」の YouTube 動画を見て練習を始めたのでした。
そして、何度も何度も練習を重ねると、ナント、シワだらけのシニアの左手指から「ウォーキングべース」の低音が響いてきたではありませんか・・・
まだ伴奏できない左手「全集中」の「ウォーキングべース」!!