このところ毎日鬱屈した閉塞感が日本全国、いや全世界を覆っています。
先ほども「Mr.サンデー」でニューヨークの病院内での悲惨な状況を、そこで働く看護師さんがSNSで訴えていました。
最初は軽いインフルエンザ程度で、健康な若者は感染しても大丈夫と報じられていたのに、ニューヨークではその健康な若者が重症化しているとか・・・
テレビをつければコロナ!
新聞を開けばコロナ!
ネットでもコロナ!
気分転換に外出しようとすれば、不要不急の外出は控えるよう、コロナ!
・・・・・
これじゃあ当然「コロナ鬱」!
また、図書館がずっと休館継続なのも行き場の少ないシニアには痛手!
「予約本到着」とのメールを受け、取りに行こうとした日に図書館休館が始まり、それから休館延長ですでにひと月近く・・・
そういう中、自宅待機しながら気分転換でもと、久しぶりにCDをかけました。
いつもよく聴くのはジャズのところ、今日は気分を変えてクラシック!
クラシックの中で一番聴くのは「バッハ」!
ジャズと相通じるところがあるからです。
その「バッハ」の中で一番よく聴くCDは?
「平和への祈り バッハ無伴奏ヴァイオリン全曲」(千住真理子)!
演奏が始まりヴァイオリン「ストラディヴァリウス」から流れる重厚な音色に耳を傾ける・・・
すると、ストレスで硬直した心が徐々に癒されるのを感じ始めます。
幾重にも折り畳まれた折り紙が元に戻っていくように、心の凝り固まったひだがひとつ、またひとつと、ヴァイオリンの音色に導かれ開かれていきます・・・
「バッハ」で「コロナ鬱」をぶっ飛ばせ!!