このところよくクラシックを聴いています。
不思議なのは、ほんの半年前まではまったく聴くことがなかったこと!
聴くのはジャズばかりで、気まぐれにクラシックを流してもイライラ(!)してすぐに止めてしまいました。
キッカケはひょんなことから!?
これまたひょんなことから、それまでまったく受け付けなかった村上春樹氏の作品に今年のはじめから魅了されほとんど読み尽くしました。
その中に、小澤征爾氏とのクラシック音楽をめぐっての対談があり興味深く読みました。
そのとき、それまで抱いていたクラシックのイメージが大きく変わり、対談の中で取り上げられた曲を入れたCDを聴いてみたのが最初のキッカケ!
次のキッカケは、坂本龍一氏の「SCHOLA 音楽の学校」を図書館で見つけ読んだことでした。
この本には、バッハから現代のロックまで、坂本龍一氏の独自の視点で時代を変革した様々な音楽が取り上げ論じられていました。
これにも取り上げられた曲を入れたCDがあり、図書館で借りて聴きました。
こうして、「世界の村上春樹・坂本龍一」の案内に導かれクラシックの入り口のドアを開けることになりました。
わたしは、ジャズでもトリオやカルテットなどの小編成が好き。
同様に、クラシックでもオーケストラよりも少人数の演奏を好みます。
ピアノ独奏、バイオリン独奏、チェロ独奏、弦楽四重奏など。
特にそれぞれの演奏や楽器の音色に魅了されCDを手に入れたのは、
バッハ「ゴールドベルク変奏曲」(グレン・グールド)
バッハ「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ集」(塩川悠子)
バッハ「無伴奏チェロ組曲」(藤原真理)
ドビュッシー・ラベル「弦楽四重奏曲」(アルバン・ベルク弦楽四重奏団)
秋の夜長をヴァイオリンの調べで!!