定年後のゆる〜くたのしい日々

〜読書、語学、パソコン、音楽などをたのしむ日々のくらし〜

「眼光輝く若きシニア」と「BASIC プログラミング」


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今月に入って毎朝、新聞のある記事を読むのが楽しみになっています。

その記事とは、日経新聞の「私の履歴書」!

今月、履歴書を披露しているのは、浮川和宣(うきかわかずのり)氏・・・

 

 

今時の若い人はその名前を聞いてもピンとこないかもしれませんが、今はガンコでヘンクツなシニアがまだまだ初々しく希望の眼を輝かせていたなつかしいあの頃!

当時、NEC の国産パソコン PC-9801 で操作する日本語ワープロソフトで、一世をふうびした「一太郎」!

その「一太郎」の生みの親がジャストシステム元社長、浮川和宣氏なのでした。

また、浮川社長夫人が専務の初子さんで、プログラミングは初子専務が担当していたそう・・・

 

 

今から30数年前、一般企業のオフィスで普通にパソコンが使われるようになるはるか7、8年前。

何やらパソコンという何でもできる魔法の電子機器が米国で発明され、世界への拡がりを見せ日本でもテレビコマーシャルで見かけるようになった頃。

新しモノ好きのその頃若かりしシニアは、ゾクゾクッとして「欲しい!」と思ったのでした・・・

 

 

でも、あこがれの機器だった NEC PC-9801(キューハチマルイチ)は、とってもとっても高価で、しがない安サラリーマンには簡単に手が出せないシロモノでした!

たしか、40万円近くもしたんだっけ!

それに、あの頃はソフト(アプリ)が非常に少なく、パソコンを手に入れてもゲームするくらいしかない!

 

実用的なソフトとしては、先のワープロソフト「一太郎」の価格は、58,000円!

表計算ソフトでは、エクセルが出る前に一般的だった「ロータス123(ワンツースリー」は、ナント、ナント、98,000円!

高いソフトが買えなければ、あとは、自分でプログラミング言語を勉強してプログラミングするしかなかった・・・

 

 

買ったあともずっと使っていけるかどうかわからなく、そんな実用的でもない高価なモノに安易に手を出せない!

そこで、まず、高価な PC-9801 の前に、ず〜んと安いシロモノで様子を見ることにしたのでした。

 

そして、新聞広告で見つけた電器店セール品、サンヨー電機の MSX2 マシン(WAVY23、3万円ほど)をゲット!(写真上)

この機器は本来ゲーム機でしたが、ゲームをするほか BASIC(ベーシック)プログラミング言語を使ってプログラミングもできる仕様になっていたのでした。

嬉しいことに、BASIC のコマンドや使い方を説明した分厚い冊子が付録で付いていました・・・

 

 

使わなくて置いたままだったブラウン管の小型テレビをモニターにした8ビットマシン!

記憶装置としては、ハードディスクもフロッピーディスクもなく、カセットテープに記録する使い勝手の悪いモノ!

それでも、それからは「98」(PC-9801)とは価格面でも性能面でも大違いのマシンでしたが、来る日も来る日も会社から帰るとキーボードをガチャガチャする楽しい、楽しい毎日でした・・・

(To Be Continued)

 

 

全集中で BASIC プログラミングの楽しかりし日々!!