その姿はナニ?
頭を揺らし、足をケイレンさせているシニア!
脳梗塞か心臓発作を発症し、息も絶え絶えのシニア?
それとも、認知症とともに足が不自由になったシニア?
救急車呼ばなくっちゃ・・・
いえいえ、そうではありません。
そのシニアとは、何を隠そう、ジャズを聴いているわたし!
イアホンでジャズを聴きながら、頭と足でリズムを刻んでいる姿なのです・・・
CDやレコードでジャズのアドリブを聴いたり、ピアノでまる覚えしたアドリブパーツを弾いているとき、今テーマのどこにいるのかわからないことがしょっちゅうあります。
いわゆる「迷子」!
「迷子」になると今何小節目を演奏しているのかわからないとともに、何のコードを演奏しているのかも不明になるのです!
そもそも、コードがわからなくてアドリブはできません。
そこで、ヘタなりに試してみたのが、ジャズを聴いたりピアノで弾くとき、コードを記した楽譜を頭に思い描きながら、足でリズムをとりながら小節を順に追っていく、というもの。
この涙ぐましい努力の姿が、冒頭病気かちょっとアブないシニアに見えたのでした!
試してはみたものの、これがなかなかスムーズにいかない!
途中でひとつ間違えるとあとすべて狂っちゃう!
それに、頭の中の楽譜を追うことに集中し過ぎると、ピアノを弾く指がおろそかになってしまう!
ピアノをしっかり弾こうとすると、リズムをとる足が止まり頭から楽譜が抜けてしまう・・・(ついでに少なくなった毛も抜けてしまう!)
「迷子」のシニアに必要なのは「全集中」!!!