定年後のゆる〜くたのしい日々

〜読書、語学、パソコン、音楽などをたのしむ日々のくらし〜

アスリート「ゴールド・フィッシュ」の「奇跡のハイジャンプ」


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昨日の夕方、孫たちと近くの公園へ散歩に行った帰り、玄関の戸を真っ先に開けた孫が突然叫び声を上げ跳び出て来ました!
何があったのかと驚いて急いで玄関に入ると、板の間の上に何か小さな赤い物体が横たわっているのが目に入りました!

 

「金魚が死んでる!」
孫が数ヶ月前、金魚すくいで持ち帰った金魚だった!
当初3匹いたのが、半月経つと1匹だけが生き残り徐々に大きく育ってきていたのでした。
「なんでこんなとこに金魚がおるんやろ?」

 

孫たちは不思議そうにすでに息の絶えピクリともしない金魚をじっとながめていました。
わたしは、玄関のフローリングの金魚とすぐ横の下駄箱の上の金魚を入れていたプラスチック・バケツを交互に眺めてすぐに合点がいきました!

 

はじめ金魚はガラスの金魚鉢で飼っていたのですが、水を入れ替えるときに誤って金魚鉢にヒビが入ってしまい、急きょプラスチック・バケツに入れ替えて飼っていました。

 

チャポッ、チャポッ!
容器を替えてからよく水音が聞こえるようになりました!
なんの音?

 

少し離れたところから金魚を観察してみると、金魚が水面から跳び上がってまた水中に落ちる音だったのです!
金魚はプラスチックの容器が気に入らないのか必死に逃亡を試みているように見えました。

 

バケツの縁から水面までは離れているので、いくら金魚が渾身の力で跳び上がってもとても縁を越えることはできそうにありません。
チャポッ、チャポッの音を聞きながらも、そのうち新しい容器に慣れるだろうと思ってそのままにしていました。

 

ところが、ところが!
留守の間、不可能と思われた「奇跡のハイジャンプ」が起こってしまったのでした!
家に誰もいないとき、誰からも助けてもらえないとき、本人は気に入らない新しい住まいを跳び出し自由の天地を求めて「奇跡のハイジャンプ」に成功(?)したのでした。
孫たちと一緒に金魚を庭に埋め、冥福を祈りました・・・

 

天国までジャンプしたアスリート「ゴールド・フィッシュ」!!