定年後のゆる〜くたのしい日々

〜読書、語学、パソコン、音楽などをたのしむ日々のくらし〜

「BOOKOFF」と「騎士団長殺し」


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騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編

何年振りかで「BOOKOFF」に本の売却に行って来ました。
読む本は、書店で買ったり図書館で借りたりしていますが、いつの間にか買った本で書棚が一杯になってしまい、「断捨離」が必要になります。

 

書棚が溢れないよう主にかさばらない文庫本を買うことにしていますが、それでも何年か経つと、まず書棚の本を立てる棚スペースが埋まり、それからは、本と棚板の間のスペースに文庫本をねじ込んだり、並べた本の前にさらにもう一列並べたりと、本棚のありとあらゆるスペースに本が押し込まれ、さながら、ゴムホースで水をどんどん注ぎ込んで破裂寸前のゴム風船のようになってしまいます!

 

スペースをまったく取らないという点では、電子書籍」がグ〜ッ!
アマゾンが米国でキンドルを売り出し、まだ日本語対応にもなっていなかった時、いち早く "Amazon.com"キンドルを購入し洋書を読んだことがありました。
時代の最先端のツールを手にしているという満足感にひたりながら何冊か洋書を読みました。

 

ところが、しばらく電子書籍を読んでいるとしだいにストレスを感じるようになってきました!
よく言われることですが、電子書籍は、紙の本と違いもうどれだけ読んだか、あとどれだけ残っているかが、体感しにくいのです!
最近の電子書籍では、ページの下に現在位置を示すバーが表示されますが、やはり紙のページの厚みで確認する方がいちばん納得できます!

 

それに、やっぱりなんといっても
紙のページの手ざわり!
紙のページを繰る指の感触!
紙のページの匂い!
紙の本のきれいな装幀!
・・・・・
というわけで、再び紙の本に回帰し、また、何年かに一度書棚に本が収まらなくなる「断捨離」が必要になるのでした!

 

さて、BOOKOFFで順番待ちをして売却したところ、冊数もそう多くなかったのと文庫本が中心だったので大した金額にはなりませんでした。
文庫本は安く1冊20円か30円、単行本ではさすがに300円や400円でした。

 

順番待ちをしている間、購入用のたくさんのセカンドハンドの本を眺めていました。
最近、村上春樹氏の作品を集中的に読んでいるのでその棚を見てみると、やはり人気が高いのかわずかに数冊並んでいるだけでした。

 

オヤッ!
その中で「騎士団長殺し」第1部・第2部の2冊に目が止まりました!
この本は、先日読破した長編小説「1Q84」から7年を経て昨年発表された最新の長編小説です!
図書館で借りようとしてもいつも貸出中!
それもそのはず、貸出予約で待っている人の数は90人近くもいます!
これを待つとなると3年半ほどかかる計算になります!

 

棚に並んでいる本を手にとってパラパラめくってみると、汚れはまったくなく新品のよう!
値段は新品の70%、2冊1セットの新品を買うより1,200円ほど安くなります!
そして、棚に並んでいるのは1セットのみ!

 

この1セットが、前からずっと売れずに残っていたのか、また、これから買おうと思えばいつでも買えるものなのか、あるいは、今たまたま1セットが店頭に出ているだけで数日経たないうちに、いや今日のうちにも売れてしまい、そのあと当分入ってこないものなのか、まったく分かりませんでした。
しかし、分かっているのは、今読んでいる「ノルウェイの森」を読み終えてしまうと、次にこの村上氏の最新長編小説「騎士団長殺し」を読みたくなるということです!

 

先にも言ったとおり、図書館で借りるのはインポッシブル!
購入するしかありません!
購入する場合、今目の前にある騎士団長殺しは新本の70%の値段!

さあ、さあ、さあ〜ッ!
では、この本を買うのはいつ?

今でしょ〜!
さっそく、「騎士団長殺し」第1部・第2部をバスケットに入れ早足でレジへと向かいました・・・

 

ワクワクドキドキ紙の本「騎士団長殺し」!!