定年後のゆる〜くたのしい日々

〜読書、語学、パソコン、音楽などをたのしむ日々のくらし〜

「New York Times」と「パルス・オキシメーター」


スポンサーリンク

f:id:OLD_FRIENDS:20200430111118j:plain

5月6日で終わる予定だった「緊急事態宣言」は、早くも今朝のニュースで1ヶ月ほど延長される模様だと報じられています。

前回ブログでは、このステイホーム(自宅待機)の重苦しい日々をポジティブに過ごす方法を考えました。

ほらッ、よく言うではありませんか。

「災い転じて福となす」

 

 

図書館や書店が閉館・閉店が続く中、自宅で学習を兼ねて活字に勤(いそ)しむ。

iPad Pro で「New York Times」(電子版)を読むことを思いついたのでした。

電子書籍もそう安くありません。

New York Times」(電子版)なら毎日読めて月550円、安い!

 

 

読み始めると、言わずもがなコロナ関係の記事がワンサカあります。

興味しんしん読んでいると、「これだッ」という記事に出くわしました。

コロナ感染者・死亡者が極めて多いニューヨーク市の救急医療隊員の体験記でした。

 

 

彼、救急隊員が、日々病院に搬送するコロナ患者を見ていて、通常の肺炎患者と大きく異なる点に気づきました。

コロナ感染者は、軽症の間はあまり自覚症状がなく、また、少し症状があってもまだまだと思っているうち、突然容態が急変し救急車で病院に運び込まれるケースが多いのでした。

 

 

感染初期に自覚症状がない時でもCTで肺を検査すると、その時点ですでに肺はかなりコロナウィルスのダメージを受けていて、通常の肺炎患者だったら耐えられない程度なのでした。

そういう時でも、コロナ感染者は少し呼吸が早くなるくらいで気がつくのが遅くなり、その後容態が急変し手遅れになりかねなくなるのでした。

 

 

それに対しての彼の提言がありました。

あまり熱もなく体のだるさが感じられなくても、確実にコロナの肺への影響度が把握できる、体温計と同じくらい簡単な家庭用の計測器を使えばよいと言うのでした。

そんなもんあるの?

それは?

「パルス・オキシメーター」!

 

 

日本語では、「血中酸素濃度計測器」!

文字通り、血液中の酸素の濃度を測る器具です。

名前からは、何か大病院のCTのような大がかりな測定器のような印象を持ちますが、なんのこっちゃない本当に体温計と同じくらい簡単なものなのです。

 

 

ほら、なにかで見たことがあるでしょう!

計測器の穴に指先を少し入れるだけで、液晶画面に酸素濃度が数字で表示されるアレです。(イラスト上)

通常は95~99%くらいの血液中酸素濃度なのが、90%以下に下がるようだと要注意だとか。

要するに、自覚症状に関係なくデジタルで客観的に容態を判断できるのです。

しかも、器具さえあれば、自分一人で簡単にできる!

 

 

そこで、もちろんまだコロナに感染していないながらその備えにと、「善は急げ!」

近くのドラッグストアへ走り、白衣の店員さんに尋ねました。

「パルス・オキシメーターって置いてますか?」

すると、

「はあ?何ですかそれ?」

指先で血液中の酸素濃度を測る器具だと説明すると、

「ああ、それはうちには置いてません」

こりゃ、ダメだ・・・

 

 

そこで、ネット販売を見てみました。

すると、あちこちのサイトですでに注文が殺到した後なのか「販売終了」もしくは「納期1・2ヶ月」。

ほとんど中国製のもよう。

一応注文しておいて一段落・・・

 

 

果たして役に立つことがあるのか、パルス・オキシメーター!!