定年後のゆる〜くたのしい日々

〜読書、語学、パソコン、音楽などをたのしむ日々のくらし〜

「コロナ下 mobile」と「私は無実です」


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私は無実です 検察と闘った厚労省官僚村木厚子の445日

まだ午前中とは言えすでに強烈な日差しがアスファルトに降り注いでいます。

炎熱を避けて今エアコンのよく効いたマクドナルドショップでこのブログを打ち込んでいます。

考えてみれば iPad Pro mobile でマクドに来るのは半年ぶり・・・

 

 

コロナはまだまだ収まるどころか、第2波襲来かと緊張感が全国に広がっています。

久しぶりに訪れた朝のマクドも店内の様子は半年前と一変・・・

 

 

以前はシニアの客が多く、新聞を読んだり居眠りをしたり所在ない時間を過ごしていました。

それが、今朝は店に入ると客はたった2人!

それも、仕事なのかパソコン画面に集中している若い人。

たぶんシニアはコロナ感染を恐れ外出を控えているんでしょう・・・

 

 

「私は無実です 検察と闘った厚労省官僚村木厚子の445日」(今西憲之+週刊朝日取材班)を読みました。

これは、有名な10年前に起きた、無実と知りながらの検察によるえん罪事件を追ったレポート。

先日NHK BSで、アナザーストーリーズ「わたしはやっていない村木厚子 無罪までの454日」を見て、もっと詳しく知りたいと思ったからでした。

 

 

ある日突然まったく身に覚えのない罪で逮捕され、5ヶ月もの長きにわたり刑務所に収監されるという、実に恐ろしい事件!

連日の厳しい取り調べで、もちろん本人はいっさい関知していないことを主張し続けるが、検察は事件主犯のでっち上げストーリーを読み上げサインを強要するのです。

 

 

村木氏以外の事件に関与したとされる人たちは、検察の脅迫まがいの聴取で次々と検察が作った供述調書にサインさせられ、検察のストーリーは徐々に仕上がっていきました・・・

 

 

絶 体 絶 命!

と思われたところ、検察のほころびがひとつ、またひとつと出てきます。

法廷でも、それまで村木氏に不利な供述調書にサインしていた証人が次々それらは検察に強要されたものと証言を覆します。

そして、ついに無罪の判決・・・

 

 

天網恢恢(てんもうかいかい)疎(そ)にして漏らさず!!

(天の網は目が粗いように見えるが、悪事をすれば必ず捕らえられる)