令和二年正月 と「想いの軌跡」
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早くも正月三ヶ日が過ぎ、明日の月曜日から全国的に平日の世界に戻ろうとしています。
今年の正月は天気が良く比較的暖かで、初詣で賑わう神社はさぞかしウハウハ!
ご多分に漏れず近くの神社で初詣をしました。
元日から新春特別番組がいろいろある中、特に注目したのは?
「2000年を生きる 塩野七生と高校生の対話」!
塩野七生氏は、イタリアに滞在しあの有名な大部の「ローマ人の物語」全十五巻をはじめ主にローマ、ギリシャなど地中海の国々の盛衰を描いた歴史作家。
高校生たちを前にして、氏は自らの若い頃の経験や思い出を話し、また彼らの質問に答えるという番組でした。
好奇心溢れる高校生たちの直球質問にも、機知に富み、余裕のない若者をふわりと包み込む含蓄ある答えの数々・・・
「先生が思われる、世の中の正しいもの、正義とは何なのでしょうか?」
「そんなものはありゃしません。世の中や人生で一つの正しい答えなんてありません。そんなこと考えてもキリないから、失敗を恐れずどんどん行動することです」
この番組を見た影響からか、本屋へ行った時ある文庫本に目が行きました。
「想いの軌跡 1975–2013」(塩野七生)
長年にわたる氏のエッセイを集めたものでした。
パラパラページをめくった後、この本をもとめ家に帰りました・・・
昔挫折した「ローマ人の物語」に再挑戦?!