「Microsoft リモート・デスクトップ」設定 と iPad Pro 2018
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これまでブログで紹介してきたように、アプリ「Microsoft リモート・デスクトップ」を使うようになってから iPad Pro 2018 の活用範囲がぐ〜〜んと拡がりました!
そのことは、同じように「Microsoft リモート・デスクトップ」が無償で使える iMac の場合も同じ!
それまでの iOS や OSX の世界に新たに Windows の世界が拡がるのですから当然と言えば当然!
ただ、このアプリをインストールして設定するときに抵抗なくスッとできたかと言うと、少々手こずったのでした。
では、どこで足踏みしてなかなか前に進めなかったのかと言うと、「PC名」の入力でした!
ここに何を入力したらよいか分からなくあちこちネットをググりました・・・
そして、得た答えは、そこにリモート先PCの「IPアドレス」を入力すればよい、ということでした!
わたしの場合、ローカルホストが iMac または iPad Pro、リモートのアクセス先が YOGA BOOK with Windows 10 ですから、YOGA BOOK の「IPアドレス」を調べて iPac や iPad Pro の「PC名」の欄に入力すればよいということでした。
では、その YOGA BOOK(Windows10)の「IPアドレス」はどうやってゲットするの?
同じくネット情報によると次の手順で調べられます。
①「スタートボタン」クリック
②「設定」クリック
③「ネットワークとインターネット」クリック
④「ネットワークと共有センター」クリック
⑤現在接続しているインターネットの「接続名」クリック
⑥「詳細」クリック
⑦「IPv4アドレス」の右の数字が求める「IPアドレス」
「IPアドレス」はまた、あのなつかしい古き良き時代:MS-DOS の頃のように真っ黒の画面にひたすらコマンドを入力する超マニアックな方法でも調べることができます!
①「スタートボタン」右クリック
②「検索(S)」クリック
③「cmd」入力
④「ipconfig」入力
⑤ 「IPv4アドレス」の右の数字が求める「IPアドレス」
(写真上:リモートで Windows のコマンド入力をしている iPad Pro 画面、
まるで iPad Pro が ThinkPad PC のよう!)
さて、こうして初期設定を済ませどんどん Windows アプリを iMac や iPad Pro の画面で動かし楽しんでいたのですが、ある時突然、「Microsoft リモート・デスクトップ」を起動しようとしても、接続できないというエラー表示が出るばかりで iMac でも iPad Pro でもまったくリモート操作ができなくなってしまいました!
せっかく苦労してゲットした拡張環境がシャボン玉の泡のようにはじけて消えてしまった?!
一瞬、頭が真っ白になりコメカミにツツーッとひと筋冷たい汗が流れるのを感じました・・・
気を取り直して「IPアドレス」を確認してみると、驚いたことに前に調べたアドレスと一部勝手に変わっていました!
ネット情報によると、通常「IPアドレス」は固定ではないので変わることがあって当然なのだそうでした!
そうするとそのたびに「IPアドレス」を調べては設定を変更しなくてはならないので非常に面倒!
そこで思い付いたのが、設定の入力欄のタイトルが「PC名」となっているとおり、アドレスでなくコンピューターの名前で設定しておけばよいのでは、ということでした。
アドレスが変わっても「PC名」は変わらなくて手間がかからないだろう、と思ったからでした。(グッド・アイデア!)
Windows10の「PC名」の調べ方は次の通り。
①「スタートボタン」クリック
②「設定」クリック
③「システム」クリック
④「バージョン情報」クリック
⑤「デバイス名」の右に表示
これもまたコマンド入力での超マニアックな調べ方があります。
①「スタートボタン」右クリック
②「検索(S)」クリック
③「cmd」入力
④「ipconfig/all」入力
⑤ 「ホスト名」の右に表示
まず、iPad Pro の「Microsoft リモート・デスクトップ」設定画面で「IPアドレス」を消し、調べたばかりの「PC名」を入力しアイコンをタップすると、起動成功!
喜んでこんどは iMac の方も同じように設定しアイコンをクリック!
それ、起動!
ムムッ!?
ナント、エラー表示!?
まったく同じ「PC名」を入力して iPad Pro は起動、iMac はエラー!
これ、どういうこと?
またまた、ドツボにはまってしまいネットサーフィン!
藁にもすがる思いでなんとなくいけそうな感じを得てひとつのことを試してみました。
「PC名」を入力するとき、末尾に「.local」を付け加えることでした。
ダメ元な思いで入力し、アイコンをもう一度クリック!
すると、おやまあ、なんと起動に成功したではありませんか!
「PC名」だけでOKだった iPad Pro にも「物は試し」で「.local」を付けてみました。
すると、これでも無事起動したのでした!?
ナゼ?
iPad Pro は W IFI の無線接続ですが、iMac の方は有線で LANルーターにつながっていることが原因なのでしょうか?
まあ、難しいことは置いといて、どちらも無事につながったことなのでグ〜ッ!
ゴチャゴチャのあと、結果良ければ全て良し!!