一昨日、iPhone6 Plus のカメラが突然使えなくなりました!
撮影はできるのですが、ピントがまるで合わないのです。
ピントを合わせようといくら画面をタップしても、霧のかなたのようにぼんやりしています。
おかしい!と思って、ネットを検索してみると、案の定、カメラ部品の不良で、無償で部品交換してくれることを知りました。
さっそく、昨日、Apple 正規サービスプロバイダに持ち込み、30分ほどで元に戻りました。
めでたし、めでたし!となるところなのですが、実は、この後、新たな問題が生じました!
修理の際に、iPhone6 Plus のデータがすべて消去されたのです!
前もって問い合わせの電話をした時や店で修理にかかる前には、データのバックアップをしているかどうかの確認をされ、バックアップをしていると返事をしていました。
以前からずっと iPhone のバックアップは、iMac の iTunes で行ってきました。
ところが、昨年の秋ごろ、iPhone6 Plus を iMac に接続すると、iTunes のバージョンアップをしないと接続できない旨の表示が iMac の画面に出るようになり、バックアップができなくなりました。
iTunes のバージョンアップをするには iMac OSX のバージョンアップをしないといけないのですが、費用がかかるのとすでにインストールしている「VMware Fusion」が使えなくなる恐れがあるので、バージョンアップはずっと見合わせていました。
それで、この修理にバックアップが必要なので、iCloud にバックアップを取っていました。
修理が終わって帰宅し、自宅のWi-Fi 環境で iCloud のバックアップから設定をし直しました。
その結果、ほとんどの設定やアプリは元の状態に戻ったのですが、「ランダムハウス英和大辞典」と「ロワイヤル仏和中辞典」のEPWING データを入れた 辞書アプリ「EBPocket」が消えたままでした。
この辞書は、スペリングのよく似た言葉が多い英語とフランス語を「串刺し検索」でき、よく使っていたので、絶対に復元しよう!と思いました。
「EBPocket」自体は App Storeからすぐにダウンロードできるのですが、辞書データをどうして iPhone6 Plus に入れるかが問題でした。
iCloud になくても iMac には辞書データがあるので、それを「EBPocket」のフォルダに入れなくてはなりません。
iTunes が使えればほんとうに簡単なのですが、それ以外の方法を求めてネットをググり、やっと「FTP転送」が使えることがわかりました。
無料のFTP転送ソフトをダウンロードし、手作業でファイルを転送していくのですが、少し手こずったもののようやく元の状態に復元できました!
めでたし、めでたし!
スマホとパソコンの違い、また、コンセプトの違いはあるのでしょうが、Chrome OS の Chromebook ではこういう苦労をすることがありません!(もともとデータは入れられない仕組みです)
苦労知らずの SIMPLE Chromebook!!