定年後のゆる〜くたのしい日々

〜読書、語学、パソコン、音楽などをたのしむ日々のくらし〜

Linux(Ubuntu) と Chromebook


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 Chromebook でネットをあちこち見ていますと、 Chromebook を制限なくより自由に使えるように、LinuxUbuntu をインストールする方法が紹介されています。

  Ubuntu をインストールすれば、LinuxChrome OS がシームレスに切り替えて使うことができ、オフラインでも種々のアプリケーションソフトを利用できます。

 また、ただでさえ少ないメモリを消費しないようにと、USBメモリや SDカードから Ubuntu を立ち上げることもできるそうです。

 「ム、ム、ムッ、面白そうだ!ためしてみたい!」と、どこやらでムシがムズムズしだします。

 一方で、そう簡単にはことは運ばないだろう、どこかでつまずいて、ああでもない、こうでもない、と試行錯誤し、挙句の果てには、「ああ!はじめるんじゃなかった!」と後悔するのだと思います。

 しかし、苦労の末、インストールが完了した時の感激は、山登りで頂上を制覇した時の喜びに匹敵します。

 たぶん、パソコンをある程度いじっている人は、だれでもそういう経験があるのだと思います。

 

 Linux については、今から16年前、書店で「とことん使える Linux 徹底活用ガイド」という本をふと見つけ、面白そうだと思って買ったのがきっかけでした。

 その頃は、IBM のデスクトップパソコン Aptiva(このところ連日ニュースやネットで報じられている SMAP香取慎吾さんがそのコマーシャルに出ていました) を持っていて、買ってきた本と首っ引きでやっとのことで Linux(Slackware) のインストールに成功しました。

 インストールの途中では、ビデオカードが合わないので、わざわざ日本橋(大阪)のパーツショップへビデオカードを求めて歩き回ったこともありました。

 そのように苦労して、IBM Aptiva で 、Windows95Linux(Slackware) のデュアルブートができるようにしたのですが、結局、わたしの使い方では Linux の使い道がなく(画像処理ソフト GIMP も入れましたがずっと使うこともなく)、何ヶ月か後にはアンインストールしてしまうことになりました。

 

 また、今から6年余り前、初代 iPad が発表される前、書店で「日経 Linux」をパラパラめくっていますと、「Ubuntu ベースの激安MID SmartQ がやってきた」という特集記事に目が釘付けになりました。

 SmartQ とは1万数千円の中国製タブレットで、もともとUbuntu が入っていましたが、日本語仕様ではないので、記事に従って操作すれば日本語が使えるようになるというのでした。

 さっそくヤフオクでそのタブレットを手に入れ、手間をかけて日本語仕様にしましたが、中国製タブレットのハードそのものが貧弱で使い物にならず、その後、初代 iPad を手に入れてからは手にすることもなくなりました。

 

 Linux の苦労を経験してきた今では、定年後のゆる〜い生活には「素(す)のままの Chromebook」で充分、という気がします。

 LinuxUbuntu とまた取り組むと想像するだけで腰が引ける感じがします!

 また一方、あれから十数年経っているのだからインストールももっと簡単になっているだろうとも思います。

 今はネット情報があふれるほど多く出回っていて、参考資料もたくさん手に入ります。

 ムシがムズムズさわぎだすのを感じます!

 

 耳元で悪魔のささやきが聞こえてきます!

 「簡単だよ〜!! もういちどだけためしてごらん!!」