定年後のゆる〜くたのしい日々

〜読書、語学、パソコン、音楽などをたのしむ日々のくらし〜

iPad Pro 2018 と「天に続く道」と「ジャズピアノへの道」

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前回ブログiPad Pro 2018とジャズピアノと「長〜いお付き合い」』では、iPad Pro を使ったジャズピアノの練習を紹介しました。

old-friends.hatenablog.com

実はそのブログをアップした後、一部訂正しなくてはいけないことに気付きました。

ブログ中で、YouTube の再生速度の変更は iPhoneiPad Pro ではできなくて iMac では可能、と書きましたが、iPad Pro でも速度を変えられたのでした!


iPad Pro の YouTube 画像の右上に小さな点が縦に3つ並んでいて、それをタッチするとプルダウン・メニューが開きます。
メニューの一番下の「再生速度」をタッチすると、「0.25倍速・0.5倍速・0.75倍速・標準・1.25倍速・1.5倍速・2倍速」と表示されたメニューが開き倍速を自由に選ぶことができるのでした。(さすが iPad Pro 超ベンリ!)
こうして、iPad Pro を使ったジャズピアノの練習が一段と充実したものとなりました!

 

これで YouTube のアドリブ見本を耳コピ(音取り)するのに二つの選択肢を選べます。

iPad Pro (YouTube) + ピアノ写真TOP)
本物のピアノでメロディーとコードの耳コピ練習ができる。
ただし、ピアノを置いている部屋にはエアコンがないので、これからの時期はチョー寒いのを我慢して身体が凍りつく前に部屋を脱出しなくてはいけない!(北極かい?)

 

iMac (YouTube) + iPad Pro (アプリ「ぴあの鍵盤リアル」)
エアコンの効いた暖かい部屋で快適に練習できる。
ただし、タブレット上のバーチャル・ピアノだとメロディーの耳コピはできるが、複数音を奏でるコードとなるとむずかしい。(iPad Pro でも複数音を出せるが、本物の鍵盤のように指の感触で瞬時に正確に複数キーを押さえるのはムリ!)

 

現在、YouTube「JAZZ PIANO アドリブ研究 Autumn Leaves(枯葉)vol.2」を練習中で、やっとメロディーの耳コピを終えたところ!(シンドかった〜!)
最初は五線譜に音符を書き始めたところ、とてもメンドーですぐにやめてしまい、何度も弾いて指で覚えることにしました。

 

これまでとその後の練習行程をザッと頭に思い浮かべてみると次のとおり。

①メロディーの耳コピ
これはすでに終えたところ。

 

②コードを弾くタイミングの練習
「枯葉」のスケールは、Gmジーマイナー) なので、いったんコード進行を無視して一つだけのコード(Gm)のみで YouTube の左手のタイミングに集中して覚える。

 

③コード進行を取り入れた練習
 ②が充分できるようになった段階で、左手のコード進行を実際どおりに弾く。(Cm→F7→B♭→E♭・・・)

 

ここまでくると一応アドリブ見本どおりに弾けることになりますが、相当時間、いや日数がかかると思います。
要は、あせらず、あわてず、ボチボチと、地を這うように着実に進むこと!

 

そして、そこからさらなる高みを目指そうと思えば、むずかしい次の行程に入ることになります。

④アドリブ見本の分析
 ①②③がスラスラできるようになるのに相当時間がかかると思いますが、ある程度できるようになった時点で、「枯葉」のそれぞれの「コード構成音」と「アドリブ見本のメロディー音」との関連性を分析してみる。

 

⑤自分のアドリブ練習(メロディー)
 上の④の分析を参考にして、自分なりのアドリブのメロディー音を模索してみる。

 

⑥自分のアドリブ練習(メロディー+コード・ワンパターン)
 そのアドリブ音に左手でコードを加える。
このときのコードは Gm ワンパターンでよい。

 

⑦自分のアドリブ練習(メロディー+コード・進行どおり)
 実際のコード進行を左手で弾く。

 

なな、なんと、なんと道はまだまだはるかに遠いのだろう・・・
昔からのことわざが次々頭に浮かんできます。
「日暮れて道遠し」
「前途ほど遠し、思ひを雁山(がんざん)の夕べの雲に馳(は)す」

 

ここにきて、先日見た人気テレビ番組「出川哲朗の充電させてもらえませんか?スペシャル」の北海道でのあるシーンを思い出しました!
出川たちが眺め感動した道!
道の先が「天」につながっているように見える、はるか27キロ先を見晴らす絶景ルート!
「天 に 続 く 道」!

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「天に続く道」と同じくらい遠い
「ジャズピアノへの道」!!

 

 

 

 

iPad Pro 2018 と ジャズピアノと「長〜いお付き合い」

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先月ゲットした iPad Pro 2018 の可能性をいろいろ探る毎日!
今回は音楽、それもピアノ演奏のアシストを試してみました。
シニアになって始めたジャズピアノ、なんとか間で途切れながらも細々と続けています。

 

楽器の演奏は、学生の頃、友人と下手なギターでフォークソングをジャカジャカやっていただけでした。(団塊の世代だな〜あ!)
ピアノなんかはまったくの無縁で、ピアノはリッチな家庭のお坊ちゃんやお嬢ちゃんの習い事という認識でした。

 

その「あり得ないこと」を、運動神経が鈍くなり頭が硬くなってきた頃になって始めようと思ったキッカケとは?

 

①若い頃からジャズピアノを含めてジャズが好きで、ジャズが演奏できたらどんなに楽しいだろうと思っていたから。

 

②シニアになってボケ防止を考え始めたから。
ピアノは、手指はもちろんかなり頭脳を使うので最適。
最近、テレビで楽器演奏は痴呆症防止に役立つことが医学的に証明されたと報じていました。
ジャズピアノは主に、左手でコード・右手でメロディーを弾き、同時に足でリズムを刻み、手足をバラバラに動かさなくてはならないので脳の活性化にグーッ!
ジャズ特有のアドリブでもやろうものなら(今はもちろんできませんが)脳も大パニック!(いつかはアドリブを弾いてみたい!)

 

③娘が小さい頃弾いていた古い電子ピアノが埃をかぶったままになっていたから。
この理由が一番大きいかもしれません。
なにしろ、楽器を買わなくてもいいのだから!
練習するのはもちろん無料の独習!

 

志を抱いて(?)始めるからには途中で挫折してはダメ!
京都銀行のコマーシャル・メッセージのように「長〜いお付き合い」が大事!
それには、長年の経験から(亀の甲より年の功?)「目標を低〜く、さらに低〜く設定する」ことが大事なのです。
つまずいてコケても目標が低いので、コケた衝撃を感じないくらい低くするとメゲません!(なんのこっちゃ?)

 

こうして、教則本で基礎知識を習得した後(これもけっこう苦労した!)、最初に取り組んだ曲は「枯葉(Autumn Leaves)」でした。
もちろん、最初はメロディーもコードも満足に弾けません。
亀が歩むように、アリが地面を進むように、ナメクジが這うように、ユルユル・ボチボチと「枯葉」に挑んでは跳ね返される日々でした。
それから、季節が巡り、年が移り、何年経過したことでしょう・・・

 

今、練習している曲は?
そうです、相も変わらぬ「枯葉(Autumn Leaves)」!
色々な曲に目移りしても結局はどっちつかずになってしまい習得できません!
ムリはしません、一曲でいいのです!
やさしいことからコツコツと、むずかしいことはできませ〜ん!

 

さて、前振りが長〜くなりましたが(?)、本題は iPad Pro をジャズピアノの練習にどう使うか、ということでした!
長〜く同じ曲を練習しているので、メロディーやコードは一応覚えて弾けるようになりました。
そこで、アドリブをなんとかやってみたいと思い、「枯葉」のアドリブ例をいくつか覚えようと思いました。

 

アドリブ例と言っても、ビルエバンスなんかの演奏は複雑で難しすぎてとうてい参考になりません。
そうしたとき、YouTube を見てみると、なんとかマネできそうな演奏画像がいくつかアップされています。
それでも、演奏を聴いてすぐスラスラ弾けるなんていうのは夢のまた夢。

 

そこで、YouTube の演奏を聴いてはすぐにピアノで音を確かめ、聴き取りやすいように演奏速度を遅くしたり画面上でどの鍵盤を弾いているか確かめながら少しずつアドリブ例を覚えて行くことにしました。
ところが、残念なことに YouTube の演奏は iPadiPhone では速度を落として聴くことはできません。
ピアノの上に iPad Pro を置いて YouTube 演奏を遅くし、ピアノで音をなぞることはできないのです!

 

でも、iMac だと YouTube の演奏速度を調節できることに気付きました!
ピアノの上に iMac を置いて演奏?
アンビリーバボ!

 

以上の難問をクリアして YouTube の曲をコピーするには?
机上の iMac の前に iPad Pro を置いてピアノの代わりに音を拾えばいいのです!
iPad Pro にピアノアプリ「ぴあの鍵盤リアル」(無料)を入れると即席のピアノに早変わり!(写真TOP)
こうして、細々・ボチボチとナメクジの足取り(?)でジャズピアノの練習は続きます・・・

 

iPad もジャズピアノも大事なのは「長〜いお付き合い」!!