今年のお盆の暑さはアンビリーバボー!
広々とした墓所には日差しをさえぎる建物や大きな木がなく、ギラギラ照りつける太陽をまともに浴びながら先祖をまつるお墓に向かいました。
一歩一歩踏みしめる玉砂利も熱せられていて、砂利が擦れるギシギシという音も暑さを増幅させます。
やっとお墓にたどり着きいつものように水をかけて墓石の掃除をはじめました。
帽子をかぶっていない頭に降り注ぐ日差しは、まるでキラキラ輝きながら飛んでくる手裏剣のように頭皮に突き刺さります!
ひととおり掃除を終え腰を伸ばし額の汗をぬぐおうとしました。
その瞬間、目の前の風景がグラグラと揺れ出し、踏みしめる大地が地響きを立ててスライド・・・
大地震じゃ〜、大地震じゃ〜!
墓所には倒壊して下敷きになる建物はありませんが、重い墓石が倒れて怪我をする恐れがあります。
すると墓石が傾き出し、地面も傾きはじめ・・・
全意識を集中して両足で地面を踏ん張りました。
ムムッ!
頭の血管に新鮮な血液が巡るのが感じられました。
瞬間、目の前の墓石や地面の揺れがピタッと止まりました!
あたりは何事もなかったかのように昼過ぎの墓所の静けさを取り戻しています・・・
怖い体験は、お墓でそれともUSJ ?!