定年後のゆる〜くたのしい日々

〜読書、語学、パソコン、音楽などをたのしむ日々のくらし〜

Chromebook Flip、ルネッサ〜ンス!

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雨の降る朝。
久しぶりに新聞と Chromebook Flip を持ってマクド店に来ています。
朝刊を読んだ後、iPhoneWifi テザリングでネットにつなぎました。
Google Drive に保存しているファイルを呼び出し、エディター Writebox で、今このブログを書いています。
McCafe を飲みながら、最近使っている機器やそれらの使い方を一度整理してみようと思います。

 

【現役IT機器の種類】(メインマシン iMaciPhone Plus を除く)
●初代 iPad
●Yoga Book with Windows10
Chromebook Flip

 

上記のほか、初代 Nexus7 もありますが、これは、Android OS をアップデートした後、動作が極端に遅くなりとても使いものにならなくなりました。
かろうじて、将棋アプリ「百鍛将棋」をダウンロードし、通信を切った状態でプレイしています。(ネットにつなぐと遅くてプレイ不可)

 

Surface Pro、iPad Pro、MacBook など新たな機器の導入も考えましたが、わたしの使い方から見ると、どれも「帯に短したすきに長し」や「過剰投資」になり対象外!
結局、残ったのは、現役3機種のみ!
これら「ヨボヨボ・チープ・非力・変わり者」の集まり3機種で、いったい何をさせるのでしょうか?

 

【IT3機種の主な使い方】
●ネットサーフィン
●ブログの入力・アップ
●フランス語日刊新聞「Le Monde」を読むこと
●英語週刊誌「Time」を読むこと

 

ゲームもペンで絵を描くこともなく、大したことはしていなくて、少し変わっているのは、電子新聞・雑誌を読むことくらい。
それでは、3機種の再検証をしてみます。

 

【IT3機種の用途の再検証】
●初代 iPad
 メモリーが小さく動作も遅く、かろうじてできるのは「Le Monde」を読むことだけ。
 「Time」はアプリが適用外(iOS バージョンアップ不可)。
●Yoga Book
 満足にできるのは、ネットサーフィンのみ。
 キーボードはバーチャルなので入力しづらく、Windows タブレットでは電子新聞・雑誌が読みづらい。
Chromebook Flip
 リアル・キーボードと「Google 日本語入力」でブログ入力快適!
 最近、動作も安定してきた Android タブレット・モードで、電子新聞・雑誌が読みやすく、ネットサーフィンもスムーズ!

 

【再検証結果】
リアル・キーボードのあるノートパソコンと Android タブレットの両方の使い方ができる Chromebook Flip 1台で、iMaciPhone Plus 以外のわたしのささやかな用途をすべてカバーできることが、改めて認識できました。
Chromebook Flip のルネッサンス(再生・復活)!

 

あらためて見直した Chromebook Flip、ルネッサ〜ンス!!

 

 

 

「How Google Works 私たちの働き方とマネジメント」と Chromebook

How Google Works(ハウ・グーグル・ワークス) 私たちの働き方とマネジメント (日経ビジネス人文庫)

最近、IT巨大企業の Microsoft Apple の創業者の著作や伝記を読み、自分たち団塊の世代がまだまだヒヨッコだった頃、海の向こうの米国ではすでに、夜な夜なプログラミングに熱中する天才青年たちの部屋の中で、後に世界を大きく変革する萌芽が育まれていたのを知りました。
MicrosoftApple と並ぶ巨大IT企業と言えば、Google がまず挙げられます。

 

Google は、以前からGmail」「Googleマップ」「Googleドライブ」「Google日本語入力システム」などを便利に利用しています。
そもそも、今このブログを入力しているのは、Google が開発した Chromebook です!
このように、いつも身近に感じている Google プロダクトですが、いまひとつ Google について分かっていませんでした。

 

Google は、MicrosoftApple と異なり、原則、PC・タブレットスマホなどの「ハード」やアプリなどの「ソフト」の売上によって収益を得る企業ではありません。
わたしが利用しているアプリもすべて無償です!
それでいて、常に世界的にトップレベルのめざましい業績をあげています。
もちろん、Google の主な収入源は、「広告収入」というのは知っていましたが、人々の直接的な活動対象そのものである「ハード」「ソフト」ではなく、脇道にそれたような間接的な「広告」を扱って莫大な利益を得ている、というのが今ひとつピンと来なかったのでした!

 

そこで、「How Google Works 私たちの働き方とマネジメント」(エリック・シュミット、ジョナサン・ローゼンバーグ)を読んでみました。
おぼつかない理解力ながら理解できたことは、Google は、従来の企業と組織や経営方針などにおいてまったく異なっている、「想定外の企業」だったのでした!

 

まだ起業してから20年にも満たない Google は、スタンフォード大学学生寮の一室で、博士課程在籍中の二人の学生によるGoogle 検索エンジンの開発から始められました。
インターネットやクラウドなどが自在に豊富に利用できる21世紀(インターネットの世紀)にほぼ誕生した Google は、20世紀の従来型の企業と様々な点で異なっています。

 

●常にユーザーが中心。
●二十世紀に学んだことのほとんどは間違っており、それを根本から見直すべき時期が来ている。
●組織は、上意下達の硬直した「縦割り型」でなく、みんなが自由に考えを言え、また、意思決定が速い「フラット型」。
●過去の需要や実績を表した「市場調査」や「プロダクト計画」などは使わない。
●優秀なソフトウェア・エンジニアをできるだけたくさん採用し、大きな自由を与える。
(無料の食事、各種運動設備からプールまで完備。子供連れ・ペット連れOK)
●仕事時間の20%を好きなプロジェクトに使うことができる「20%ルール」。
(ここから「Googleナウ」「Googleニュース」「Googleマップ」交通情報などが生まれた)
●社員(スマート・クリエイティブ)に求められる基本要件: ビジネスセンス・専門知識・エネルギー・業務遂行意欲。
・・・・・

 

今や車の自動運転システムの開発まで行っている Google は、目のつけどころが違います!
例えば、卓越した技術でGoogle 検索エンジンを開発した後、無償で提供し、利用者のシェアを広げます。
そして、検索先のサイトや各サイトのリンク数などの情報を蓄積し、大量のデータベースを構築します。
その蓄積された情報を駆使することにより、ユーザーが満足する検索結果が得られ、さらなる検索シェアの拡大につながり、同時に、ユーザーの好みに合う広告がタイミングよく掲載され、広告収入の増加へと導かれます・・・

 

目のつけどころが違う Chromebook の生みの親!!