定年後のゆる〜くたのしい日々

〜読書、語学、パソコン、音楽などをたのしむ日々のくらし〜

「キツ〜イ引っ越し」と「恐るべし100均」

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かなりブログ ゴブサタ!

リフォームがやっと終了し、仮住まいから元の住まいへの引っ越しがあったからでした。

シニアになってからの引っ越しはとってもとってもタ・イ・ヘ~ン・・・

 

 

若い頃にくらべ体力も気力も各段に落ちてしまっているシニア!

しかも、仮住まいに移る時の引っ越し、リフォーム後のわが家に戻る時の引っ越し、2回も!

もちろん前もって承知していたことなんですが、事前の知識と実際の経験とは大違い!

 

 

引っ越し業者の選定

水道・ガス・電気の閉栓・開栓

郵便物の転送

ネット通信の休止

・・・

 

 

引っ越しに伴う段取りで気力を使い果たし、また、業者依頼引っ越し日前後の自家用軽自動車による小荷物ピストン運送(費用節約のため業者依頼は大型荷物のみ)でヘトヘトになり、腰は痛むは手足は筋肉痛だわ・・・

 

 

そういう中、手違いで金属製物干し竿3本が引っ越しトラックに乗せられず仮住まいに残されてしまったのです!

もともと古いので自宅に戻してから廃棄しようと思っていたので、何らかの方法で自宅に運び込まなくてはなりません。

 

 

軽ながらたんまり積める N-BOX ですが、さすがに物干し竿は長過ぎてとても運べません。

どうにかして半分の長さに縮める必要があります。

いくら考えても名案浮かばず!

万事休す・・・

 

 

午前4時、ふとんの中。

シニアの目覚めは早い。

ピ~ン!

その時、ヒラメキ!

物干し竿の廃棄方法は、頻繁とはいかなくても必要性があるので、なにかネット情報があるだろう!

さっそくふとんから手をだしスマホでネット検索・・・

 

 

やっぱし、見つかった!

「パイプカッター」を使えば、非力な女性でも簡単に金属製物干し竿をカットできるそうな。

ということは、非力なシニアでもOKだろう。

しかも、「100均」に売ってるそうな!

 

 

善は急げ!

さっそく近所の100均「ダイソー」へ走って行き(もちろん車で)ゲット!

100円とはいかず500円だったが。

これで物干し竿がカットできれば安いもの!

 

 

バイス状のものでパイプを固定し、刃の付いた本体をパイプの周りにグルグル回すことで少しずつ切断していきます。

想像以上に簡単に切断できてビックリ、シャックリ・・・

 

 

こんなモノまで売ってるなんて、恐るべし「100均」!!

 

 

 

 

 

「十五の夏」と「怪僧ラスプーチン」

十五の夏 上

「十五の夏」を読み始めたところ。

作者は、元外務省主任分析官、現在多忙を極める売れっ子作家の佐藤優氏。

これまで、新潮ドキュメント賞その他の受賞に輝いた「自壊する帝国」「国家の罠」「私のマルクスなどを読み、時代や政治状況に対する深く鋭い分析力とその並々ならぬ筆力に驚嘆したものでした。

 

 

この「十五の夏」は、佐藤氏が15歳高校1年生の夏休みにソ連や東欧諸国を巡った旅行記なのです。

眼光鋭くどっしりした風貌からか一時は「外務省のラスプーチン」と呼ばれた佐藤氏も、表紙に掲載された高校時代の写真では、少年から青年への途上のまだあどけなさが残るイケメンそのもの!

それでいて将来の活躍をうかがわせる落ち着いた眼差し!

 

 

読み出して、読み進むごとに驚いたのは、その抜群の記憶力!

30数年余り前の食事や会話の内容などを微に入り細に入り実に細かいことまで正確に記憶しているなんて!

こちとらは、数日前のことなんかも、あれっ、そうだったっけ?とうろ覚えなのに・・・

 

 

氏は後に、マルクス経済学に興味を持ち、大学卒業後外務省に入省し、ロシア日本国大使館に勤務することになりますが、高校1年生にして早くも初めての海外旅行の行き先として社会主義国を選んでいるのでした。

 

 

佐藤少年は、現在では考えられない手間と時間のかかる非効率な社会主義国の事務手続きを辛抱強くこなしながら、今は亡き社会主義の国々を見て回ります・・・

 

 

栴檀(せんだん)は双葉(ふたば)より芳(かんば)し!!