定年後のゆる〜くたのしい日々

〜読書、語学、パソコン、音楽などをたのしむ日々のくらし〜

Surface Pro と YOGA BOOK

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今日でもう6月も終わりです。
早くも今年1年の半分が過ぎたことになります!
年々月日の経つのが速く感じられるようになりました。
梅雨の曇り空のなか、マクド店で YOGA BOOK を開いています。
すぐ横には iPhone6 Plus がネット情報を Bluetooth 経由で送っています・・・

 

今月、新しい Surface Pro の発売開始、7月には新しいタイプカバーの発売も予定され、何かしらムズムズする今日この頃です!
今も使っている YOGA BOOK はモバイルに優れていますが、それはまた画面表示が小さいことでもあり、老眼の進む目には見づらいときもあります。

 

そのうえ、YOGA BOOK を特徴づけると同時に、欠点にもなりえる「バーチャル・キーボード」!
「リアル・キーボード」でなくてもそこそこブラインドタッチ入力はできますが、やはり、速くミスタイプなしで長文を入力するのはなかなか手ごわいです!

 

それじゃあ、「新しい Surface Pro と新しいタイプカバーに入れ替えれば、すべて問題は解決するのか?」と自問すると、一概にそうとも言い切れない、優柔不断にボソボソつぶやく声が聞こえてきます。

 

まず、モバイル本位に考えると、本体の大きさ・重さの問題があります!
それに、モバイル先での PC が必要とするスペースの問題もあります!
現に、今、マクド店内の小さなテーブルの上に、カフェを置いたトレイとその手前に YOGA BOOK を置いている状態を見れば一目瞭然です。(写真上)
狭いテーブルの上では、余分なスペースがありませんが、こういうときには YOGA BOOK が俄然その威力を発揮します!

 

Surface Pro だと、12.3インチで本体が大きく、その分テーブルスペースを余分に 占めます。
さらに、YOGA BOOK のときもその人気の特性がかえって欠点にもなったように、Surface Pro もそれが当てはまります。
Surface Pro を最も特徴づけるもの、それは「キックスタンド」です!

 

「キックスタンド」は、タブレットとして使う場合、自立できて非常に便利です。
しかし、YOGA BOOK のような一体型機器と異なり、「キックスタンド」に要するテーブルスペースが余分に必要となってきます!
狭いテーブル上では、「キックスタンド」付き12.3インチは扱いにくく、一体型のこじんまりした10.1インチ YOGA BOOK の方がノビノビ扱えます!

 

また、Surface Pro のコストは言うまでもなく高くつき、YOGA BOOK の2台分を優に超えてしまいます!
しかも、どちらも OSWindows10 なので、高いからといって特別やれることが変わるわけでもありません。
(Word・Excel などの Office 標準装備はありますが、会社を離れた今では Office を使うことはほとんどなくなりました)

 

さらに、「リンゴマークどうや!」「キックスタンドどうや!」のような目立ちたがり屋と違って、YOGA BOOK は、黒一色、薄くて小型で目立たない、それがかえって気に入っています!
こうして、画面が見づらく、少しタイピングがしづらいにもかかわらず、改めて YOGA BOOK の良さを見直すに至りました・・・

 

モバイル抜群、コスパ抜群、狭いテーブルOK、B-A-N-Z-A-I YOGA BOOK!!

 

 

 

「英語」と「ジャズ語」

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あいかわらずコリもせず、ジャズピアノをほそぼそと練習しています。
「ツー・ファイブ」のフレーズを何度も何度も弾いて、指で覚えるとともに、ジャズ独特の音の流れを、古くてカチンカチンに固くなった頭に叩き込んでいます!

 

団塊の世代の音感と言えば、中学・高校くらいからは、やれビートルズだ!やれサイモン&ガーファンクルだ!やれピーター・ポール・アンド・マリーだ!やれジョーン・バエズだ!(なんと古ッ!)と洋楽オンパレードでしたが、その前は「歌謡曲」一辺倒でした!(少なくともわたしは)

 

小学生の頃、よく耳にした曲は、フランク永井有楽町で逢いましょう」、藤島恒夫「月の法善寺横丁」、守屋浩「僕は泣いちっち」、春日八郎「お富さん」などなど。
また、家のラジオ(テレビがまだない頃)からはよく浪花節(なにわぶし)も流れていました・・・

 

子供の頃の耳にどんどん流れ込んだ音楽は、終生その人の音感の基礎となっているものです。
還暦を過ぎた今もコテコテの歌謡曲で凝り固まった耳と頭には、しゃれたジャズのフレーズを流し込んでも、うわべをサッと流れるだけで中まで浸透するのはむずかしいわけです!

 

これはちょうど、小さい頃から日本語の中で生活し、日本語で凝り固まった頭の状態で、突然、英語を話そうとするようなものです!
中学・高校で、少々の英単語を「豆単(まめたん)」(昔の受験用の簡易辞書、なつかしい!)で覚え、また、教科書や参考書で英文解釈をしたところで、英語を話すどころか、リスニングさえおぼつかないのです!
頭の中には、広くて整備された「日本語の道」が堂々と通っているだけで、「英語の道」はぺんぺん草に覆われてほとんど見当たらないからなのです!

 

ジャズの場合も英語と同じなので、「ジャズ語」と置き換えればわかりやすいでしょう!
「ジャズ語」のリスニングやさらにはスピーキング(すなわちアドリブ演奏)ができるようになろうとすれば、頭や身体の中に新しく「ジャズ語の道」を作らなくてはならないのです!

 

そのためには、単語・熟語(ジャズフレーズ)をコツコツ覚えたりしながら、なによりも「ジャズ語」のシャワーを大量に浴びて、「ジャズ語」が皮膚に染みつくくらいにならないとモノになるのはむずかしいと思います!
はたして、頭も固くなり、皮膚もカサカサになってきた熟年期に至って、新たな「ジャズ語」が身に付くのでしょうか?!・・・

 

十里の道も一歩から、目指せ「ジャズ語」制覇!!