午前中の図書館は、人が少なくとても静かです。
背負っていたバックパックを机に乗せ、イスに腰掛けます。
バックパックのジッパーを開け、IDEOS と YOGA BOOK を取り出します。
IDEOS のスリープを解除し、小さな液晶画面の WIFI テザリングアイコンをプッシュ!
YOGA BOOK を開きスリープを解除すると、早くも WIFI 接続済のアンテナマークが画面下に表示されています。
今日は、YOGA BOOK で読書です。
読むのは電子書籍。
図書館だから紙の本を読めばいいのですが、あいにく読みたい本が貸出中で、おまけに予約もいっぱい入っていて、いつになったら読む順番が回ってくるかわかりません。
アマゾンで注文することにしましたが、紙の本か電子書籍か迷いました。
最近はアナログの心地よさを再認識し、ほとんど読むのは紙の本でした。
ところが、歳を重ねるに連れ、いくつか問題が生じてきました。
●老眼が進み、老眼鏡なしでは読みづらくなってきたのです!
このメガネをいちいちかけるのが面倒で、特に外出時に持ち運ばなくてはなりません。
また、読書の途中でテレビや周りを見るときは、メガネを外さないとぼやけて見えません。
●読み終えた後の本の保管場所に困ります!
本箱、本棚はありますが、もう久しく満タン状態です。
ギッシリ詰まった本を見る家人の眼差しは、ますます厳しくなっていきます!
●本、特にハードカバー単行本を片手で持ちながら読む時、本の重みで手がだるくなります。
これも徐々に筋力が衰えてきたからなのでしょうか?
上にあげた問題は、電子書籍ですべてクリアできてしまいます!
文字の大きさは自由に拡大・縮小でき、電子データなので物理的な保管スペースは不要です。
YOGA BOOK を使えば、本の重さからの手のだるさも解消されます!
YOGA BOOK を300度ほど開き、バーチャルキーボードを台替わりにして(写真上)、テーブルやひざの上に置いて読むと手が自由になり快適に読書ができます。
これが、ほんとうに「カ イ テ キ」なんです!
視力、筋力が衰え始めた熟年層の力強い助っ人となります。
おまけに、電子書籍の方が紙の本より安いのです!
一方、電子書籍は、「モノ」としての確かな実体感がなく、まるでカスミを食べているような空虚感を感じるときもあります。
紙のページの手触りは、なかなか離れがたいものなのです。
便利な「デジタル」、慣れ親しんだ「アナログ」!
結局、電子書籍を注文したのでした。
こうして、朝の静かな図書館で、YOGA BOOK の画面を見つめながら時間(とき)が過ぎていきます・・・
熟年層の助っ人、電子書籍 & YOGA BOOK!!