定年後のゆる〜くたのしい日々

〜読書、語学、パソコン、音楽などをたのしむ日々のくらし〜

「火天の城」と Chromebook

火天の城 (文春文庫)

  「火天の城」(山本兼一)を読みました。

 これは、織田信長が3年かけて建てさせた安土城の築城にまつわる物語です。

 ユニークなのは、築城を命じられた城大工の棟梁の視点ですべて描かれていることです。

 驚くのは、安土城の建築上の具体的な詳細が事細かに調べて書かれていることです!

 城の各階の外装・内装、骨組み、床、天井、壁、瓦、建築材の寸法・本数・供給元など・・・

 

 城が建てられる過程でさまざまな困難に直面します。

 芸術家肌の信長のひと言で、それまで何日もかけて仕上げた壁のやり直しが命じられます。

 ギリギリの工程と厳しい作業のなかで、事故や病気で何人も命を落とすことになります。

 また、隙あらば信長陣に攻め入ろうとしている勢力は、絶えず種々の方法で築城の妨害を企てます。

 そして、ついに完成した天にそびえる色鮮やかで壮大な安土城、その運命や如何?!

 

 安土城は、琵琶湖の東岸に位置する安土山の上に建てられました。

 安土山のふもとには、豊かな近江平野が見渡す限り拡がっています。

 安土は、京都にも近く、東国と西国の通り道でちょうどその真ん中に位置する要衝になります。

 当時は、応仁の乱で京都は焼け跡状態で、安土城の城下町が京都を凌ぐ都となっていました。

 

 今は、JR東海道線が安土山のすぐ横を通っていて、山の様子を電車の窓から見ることができます。

 一面の稲田のなかに静かにたたずみ、草木に覆われたなだらかな山からは、昔の栄華を感じることはできません。

 夢、まぼろしのごとくなり・・・

 

 Android Google Map で「安土山」チェック、Chromebook!!