熊本地方を震源として震度7の地震が起き、余震も500回を超えていますが、今なお収束していません。
お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。
関東地方や南海沖の地震は以前からマスコミでよく取り上げられていましたが、今回、熊本や大分でこのような大きな地震が起きることは予想されていなかったのではないでしょうか。
でも、テレビの地震解説画面を見ますと、日本地図の至る所に活断層の線が引かれています。
日本のどこにでも、いつ大きな地震が起こっても不思議ではないのでしょう。
国外でも昨日、地球の反対側の南米エクアドル沖で大地震が発生しています。
災害は、国内外を問わず、また、過去にも繰り返し起こっています。
歴史学者磯田道史氏は、過去に起きた天災を記録した古文書を探索し、災害の規模や被害状況を調べ、それをこれからの防災に役立てようと思い、「天災から日本史を読みなおすー先人に学ぶ防災ー」(中公新書)を書き上げたそうです。
この本で取り上げられている地震は次のとおりです。
●伏見地震(1596年)京都伏見
●宝永地震(1707年)南海沖、富士山噴火
●文政京都地震(1830年)京都
●昭和南海地震(1946年)南海沖
昭和南海地震では、九死に一生を得た著者の母と曽祖父の体験談が書かれています。
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