定年後のゆる〜くたのしい日々

〜読書、語学、パソコン、音楽などをたのしむ日々のくらし〜

待ち遠しい次期 APPLE イベント と 悩ましいチョイス

f:id:OLD_FRIENDS:20180615180503j:plain

今日も雨がしとしと降っています。
梅雨だからしょうがない・・・

 

今、出先で iPhone6 Plus でこのブログをフリック入力しています。
けっこうフリック入力も捨てたものではありません!
なにより目立たないので周りの人にチラ見されることがありません。(周囲の注目を集めたい人はもの足りないのでしょうが)

 

さて、今月初めの APPLE WWDC 2018 では待ちに待った iPad Pro のフルモデルチェンジ新型機(!)を大いに期待していたのが見事に肩すかし!
今だにそのガッカリ感をひきずっています・・・

 

ポジティブ・シンキング(前向き思考)で見直してみると、たぶん次の発表は秋だろうから、いろいろ検討する楽しい時間がたっぷり持てます!(ホントに楽しいの?)

 

実は iPad Pro のほかにもうひとつ注目していたのは大幅アップデートが予想されている MacBook Air
10年前、歓声の中マジックのように薄い紙封筒から取り出されたスグレモノ!
当時23万円もする高級品でしたが、最近では MacBook MacBook に押されエントリー機種となり廃止も噂されるくらいでした。

 

そんな肩身の狭い MacBook Air でしたが、今年はより性能アップの CPU・Retina ディスプレイ・幅狭ベゼルの採用、さらに低価格を引っさげて再ブレイクが期待されています!
何より高価な MacBook やさらに高価な MacBook Pro のストレス満載の浅めのキー・ストロークと違って昔ながらの深めのキーボードを備えています。(アップデートで浅めに変えないでッ!)

 

今使っている iPad は8年前、iMac は9年前の機種!
さて、iOS を更新して iPad Pro をゲットするか、それとも Mac OS を更新して MacBook Air をゲットするか、そうこうするうち iPhone も4年目に入っています・・・

(オイオイ! 普段よく使っている Chromebook Flip 、それから引き出しの中で眠っている YOGA BOOK はどうしてくれるんだヨ?!) 

 

何をリニューアルすべきか、That is the question!!

 

 

 

「羊と鋼の森」と ピュアな世界

羊と鋼の森 (文春文庫)

「森の匂いがした。」
書き出しのこの一文にグッと心をつかまれ、この本「羊と鋼の森」(宮下奈都)を最後まで読み通してしまいました!
この作品は、2016年に本屋大賞に選ばれ、6月8日からは映画が公開されています。

 

高校を卒業してピアノの調律の道を目指す青年が、とまどいながらも調律師として、また一人の若者として成長していく物語です。
美しく繊細でピュアな世界が描かれています。

 

読み始めてページを繰りながらオヤッと思いました。
ずっと短い文章が並んでいて、歯切れのよいリズミカルな印象を与えています。
まるでピアノの鍵盤から出た一音一音が連なっているようです・・・

 

つたないながらも我流で気が向くとピアノに向かうときがありますが、なかなか「いい音」を出すのはむずかしいものです!
電子ピアノなのでピアノ本体に取り付けられているスピーカーの性能によって鳴り響く音が制約を受けます。
それで、わたしは本物のピアノ音をサンプリングした音が聴けるヘッドホンを装着してピアノを弾くことが多いのですが、それでも「いい音」はなかなか出ません。

 

この物語の高校生の主人公はピアノを弾いていませんでしたが、ある日ふとしたことから高校の体育館で調律中のピアノの音に魅せられたことから、ピアノが奏でる深い深い森に分け入ることを心に定め、清らかな物語が始まります・・・

 

ピアノの鋼に響く羊のピュアな鳴き声に耳を澄ませよ!!

 

羊と鋼の森 (文春文庫)

羊と鋼の森 (文春文庫)