定年後のゆる〜くたのしい日々

〜読書、語学、パソコン、音楽などをたのしむ日々のくらし〜

矢立(やたて)と YOGA BOOK

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昨夜、一晩中降っていた大雨がやっとやみ、梅雨の曇り空の下、散歩がてらに町中の昔の細い街道をぶらぶら歩きました。
厚い雲に強い日差しがさえぎられているうえ、雨のシャワーが空気を冷やしたあとなので、街道の昔の姿を偲びながらさわやかに散歩することができました。

 

江戸時代の旅では、筆記用具として、筆と墨壺を入れた矢立や半紙を、振分けの柳行李(やなぎごうり)に入れていました。
旅の途中、街道の茶店で一休みし、茶菓子にお茶を飲みながら、柳行李から矢立と半紙を取り出し何やら書きつけます・・・

 

一方、こちらといえば、
「旅」ならず「散歩」の途中、
「茶店」ならず「マクド(関西でっせ!)店」に入り、
「茶菓子やお茶」ならず「フライドポテトやカフェ」を飲食しながら、
「柳行李」ならず「リュック」から、
「矢立や半紙」ならず「YOGA BOOK」を取り出し、
「筆でサラサラ」ならず「フラット・キーボードでペタペタ」したためます・・・

 

時代が変われば筆記用具をはじめ何もかもガラッと変わってしまいます。
iPhoneYOGA BOOKBluetooth テザリングでつなぎネットをググっていると、見慣れないモノが見つかりました!
「右へならえ」の精神で同じような仕様の PC やタブレットの追随が続く中、Lenovo が未来志向の PC を発表したのです!

 

「Lenovo、ヒンジのない曲がる液晶ノートパソコン ThinkPad 投入へ」
ヒンジがなくて自在に曲がる液晶画面と薄いキーボードの付いた新型ノートパソコンのコンセプト発表です!
軽くて薄い究極のモバイル PC!

 

そう言えば、今使っている YOGA BOOK Lenovo の製品です。
YOGA BOOK も、いささか「先走り過ぎ!」とも思えるほど画期的な未来志向の製品なので、バーチャル・キーボードが多少使いにくくても、その先進的なコンセプトに感じ入って毎日ドンドン使っています!

 

かつて、Apple は、新製品発表のイベントのたびに、会場はサプライズの歓声と賞賛の嵐で包まれていました。
その Apple も、今やリスクを伴う「攻め」よりも安全な「守り」に徹し、「アッ!」と驚く新製品が出なくなりました。
こんどは、後を追いかける Lenovo のようなところから画期的な面白い製品が出そうです!

 

自在に曲がる液晶ノートパソコンは、まだコンセプトの段階だそうですが、完成した姿がどうなるか今から楽しみです!
そう言えば、同じ Lenovo の技術なので、YOGA BOOK のバーチャル・キーボードを取り込めば、1枚のスクリーン PC が誕生することになります!
筆記用具の形態が、驚異的な変異を遂げます・・・

 

「矢立・紙」⇒「液晶・キーボード」⇒「1枚のシームレス・スクリーン」!!

 

 

 

「番所(ばんどこ)庭園」と 至福のひととき

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昨日、孫たちを連れて、和歌山の「番所(ばんどこ)庭園」に行ってきました。
わたしは、和歌山市で生まれ育ったのですが、つい最近までこの庭園の存在を知りませんでした。
ここは、それほどメジャーな観光スポットではなく、知る人ぞ知る隠れ絶景スポットなのかもしれません。

 

「番所(ばんどこ)庭園」は、万葉の時代から風光明媚で有名だった和歌の浦のすぐ近くにあり、切り立った断崖からの海の眺めがすばらしい雑賀崎(さいかざき)の一角にあります。
細長く雑賀(さいか)の浦に突き出た断崖からは、紀伊水道を隔てて淡路島や四国徳島、遠くは神戸六甲山まで見晴らすことができます。
辺り一帯の岩は青みを帯び、波に洗われた岩から細かい砂粒が海水に溶け、さながら珊瑚礁の海のように海は一面青く染まっています。

 

そもそも「番所(ばんどこ)」とは「見張り番を置いている場所」という意味です。
今から160年ほど前の幕末、ペリーが黒船に乗って浦賀に来た後、国防策の一環として、黒船を威嚇・襲撃するための砲台を設置する場所、すなわち「お台場」とともに、黒船来航を見張る場所として、急遽設けられたのでした。

 

異国の船に怯えた幕末とは一変し、今の「番所(ばんどこ)」は、よく手入れの行き届いた日本庭園に生まれ変わり、涼しい潮風に吹かれながら海を見下ろす絶景を堪能することができます。

 

また、バーベキューの設備も備わっていて、焼肉を頬張り、ビールを流し込みながら、遠い万葉の時代や幕末動乱の時代に思いを馳せるという贅沢を味わいました。
あまり知られていないからなのか、日曜日にもかかわらず訪れる人はまばらで、昼頃の園内は自分たちだけの貸切状態のようになり、ゆっくりと至福のひとときを過ごすことができました・・・

 

紀の国の 雑賀(さひか)の浦に 出で見れば
   海女(あま)の燈火(ともしび) 波の間ゆ見ゆ万葉集