定年後のゆる〜くたのしい日々

〜読書、語学、パソコン、音楽などをたのしむ日々のくらし〜

「運びガエル」と「寝っころガエル」

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買い物に行くとかで家内のエスコート(?)をして百貨店へ行きました。
百貨店は、やはりしまむらドンキホーテと違って高級で高価な品物を取り揃えています。(比較する相手が違うだろッ!)

 

ピカピカのきれいなフロアをブラブラ歩きながら陳列品を次々に眺めていると、おかしなモノ(?)に行き当たりました!
ユーモアたっぷりカエルくん!(写真上)

 

鉄材を切断・加工して顔・胴・手足の部材が作られ、その部材を溶接し、最後にうす緑色の塗料で色付けされて出来上がったカエルくん!(@¥450)
なにより、その格好や仕草がおかしく思わずニヤリ!
カエルくんたちの声が聞こえてきます・・・

 

「ジャマだ、ジャマだ! 通り道をあけなッ! オイラはボウルの水を運ぶ『運びガエル』だッ! てやんでー!」


「『運びガエル』さん、いつもご苦労はんなこってすなッ! ワテなんか、とてもとてもそんなしんどいことでけしまへん! ワテは、いつもゴロンと横になってラクしてる『寝っころガエル』でおますやんかいさ〜!」

 

カエルくんたちの前で立ち止まって眺めているとその場を去るにしのびなくなり、とうとう連れてカエル(!)ことにしました。
わが家に来たカエルくんたちは、今、iMac の前に陣取ってブログを入力するのを不思議そうに眺め、何かブツブツ言っています・・・

 

「オイラのことうまく書いてケロケロッ!」

「そんなにきばらんでもよろしおまへんクァッ、クァッ!」

 

 

 

「海辺のカフカ」と 奥深き村上ワールド

海辺のカフカ (上) (新潮文庫)

海辺のカフカ」(村上春樹)上下巻を読み終えました!
これで、長編・中編の主な村上作品10編の小説4ヶ月の間に読破したことになります!

 

風の歌を聴け
「1973年のピンボール
羊をめぐる冒険
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド
ノルウェイの森
ねじまき鳥クロニクル
海辺のカフカ
「1Q84」
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
騎士団長殺し

 

改めて読み終えた本のタイトルを眺めてみるとなかなかの圧巻!
最初は、これだけの分量を読み通せるとは夢にも思わなかったのに!?
1冊さえ読めず途中で投げ出すハメになるでは、と危ぶんでいたのに!?

 

これだけ読めたのも「耐え難きを耐え忍び難きを忍ぶ」というガマンガマン忍耐のタマモノ、ではありません!
スラスラ心地よく読める平明な文章と、次はどうなるのだろうとページをくるのももどかしいほどストーリーの意外性・面白さに魅せられ、あれよあれよと言う間に10冊も読み進んだのでした!

 

海辺のカフカ」でも、主人公の15歳の少年とともに旅に出て、様々な人たちや出来事に遭遇し、物語を辿っていくうちに気がつくとすでに終章に入っています。
現実世界とシームレスにつながっているミステリーワールドにも足を踏み入れます。

 

村上作品には、ちょっと変わった愛すべき人物がいつも登場します。
この作品でもそうです。
「ナカタさん」!
ネコとおしゃべりをし、不思議な力を持ち、この物語のキーパーソンとなる人!

 

また、村上ワールドと一見そぐわないように思える名称が現れ、物語の厚みを増しています。
たとえば、
「旧日本陸軍
ナチス独軍
夏目漱石「坑人」
上田秋成雨月物語
紫式部源氏物語

 

物語を読みながら、よくぞこういうストーリーを想像・創造できたものだ、といつもながら感嘆するばかり・・・

 

まだまだ続く奥深き村上ワールド!!

 

海辺のカフカ (下) (新潮文庫)

海辺のカフカ (下) (新潮文庫)