定年後のゆる〜くたのしい日々

〜読書、語学、パソコン、音楽などをたのしむ日々のくらし〜

「酷暑前」と「極夜行前」


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極夜行前

梅雨明け間近の近畿地方で、早くも真夏の酷暑を予感させる強い日差しが家々の屋根やベランダをジリジリ照り付ける「酷暑前」・・・

 

 

当初、温度や湿度が高くなる夏には、さすがのコロナも活動が少し収まるのでは、と伝えられた甘い見込みも外れ、コロナは各地で日に日に感染者数の記録更新・・・

 

 

シニアの身で感染を防ぐため半巣ごもり状態が続く毎日。

暑い中、散歩に出かけることもかなわず、

半分クローズ状態の図書館で長居することもかなわず、

感染者が出た外食チェーン店で安いアイスコーヒーを味わうこともかなわず・・・

 

 

畢竟(ひっきょう)、日が落ち始めやっと涼しくなり始めた自宅で阪神タイガースをテレビ観戦するも、

数日前のホームラン攻勢の大振りが元凶か、一昨日、昨日と打線はまったく鳴りを潜め、ヤクルトを抜き2位になるどころかDeNAと同率4位、あ、あ・・・

 

 

せめては、涼しいどころか氷に閉ざされたマイナス30度以下の極寒の世界に身を投じようと読み始めたのが、「極夜行前」(角幡唯介)。

はるかグリーンランドの一日中真っ暗な夜が続く中、ただひたすら1匹の犬と重いソリを引き続ける著者。

行手に待ち構えるのは凶暴な白熊、狼・・・

 

 

寒々しい極地の空気を感じる午後のひととき!!