秋晴れの昨日、40年余りの長い歳月を隔てて久し振りに自動車教習所へ行って来ました。
寄る歳には勝てなくついつい事故ってしまい、免停のため泣く泣く講習を受けに・・・
というんじゃなくて!
自慢じゃないが、ほとんど毎日運転していて「30年余り無事故無違反」の優良運転手!(自慢してるジャン)
実は、寄る歳のためとうとう高齢者講習を受けないと免許の更新ができなくなったからでした。
高齢者講習の通知はすでに数ヶ月前に郵送されていました。
まあ、免許更新時期はまだまだ何ヶ月も先なので急ぐことはないとほおっていました。
そして先日、そろそろ最寄の教習所へ電話して予約を取っておこうかと電話しました。
免許更新は来年2月末までに行えばよいので、まだまだ早いくらいだけれど・・・
ところが、電話をしてはじめて自分が置かれている切羽詰まった現実を把握したのでした!
「申し訳ございませんが高齢者講習受講の申込みがいっぱいで、一番早く予約が取れるのは来年3月以降となっています」
ガ~ン!!
これじゃあ免許の更新できない!
ああ、N-BOX を買って間もないのに!
あわてて講習通知書に掲載しているリストで、行ける範囲内の教習所に次々電話をかけました。
「申し訳ありませんが・・・」
「・・・受講できるのは来年3月以降・・・」
「ただいま予約いっぱいと・・・」
・・・・・
ガ~ン、ガ~ン!!
ハタと気づきました!
かつて受験戦争・就職戦争・会社ポスト戦争にさらされてきた団塊世代の命をも削るすさまじい競争は、まだまだ過去のものとなっていなかったのでした・・・
人数も減り、さらに自動車免許を取る希望者も減っている若者に対応して、規模が縮小されている自動車教習所に、今や高齢者となったベビーブーマー(団塊世代)がどっと押し寄せているのです!
通知書が送られた時、すぐに予約を取るべきだったのでした・・・
このあと必死に何度も問い合わせをかけた後、やっと予約を取ることができました。
それも案外早い時期に取れたのには、それまでの所との差は何だったんだろうと不思議でした。
とにかく、今回再認識したのは、団塊世代の競争はまだまだ終わっていないということでした・・・
終わりなき競争:入院・介護・葬式・墓所・あの世!?