定年後のゆる〜くたのしい日々

〜読書、語学、パソコン、音楽などをたのしむ日々のくらし〜

「ヤクルト・スワローズ詩集」と タイガース熱戦


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文學界2019年8月号

文学界8月号掲載の「ヤクルト・スワローズ詩集」を、図書館の静まりかえった中でニタッと声を出さずに笑いながら読みました。

作者は有名な村上春樹氏です。

 

氏は50年近くにわたるヤクルトのファンで足繁く神宮球場に足を運んだそうです。

何をニタッとしたかというと、「ほとんど天文学的な数の負け試合」を目の当たりにして、人生においていかにうまく負けるかを学んだ、というのでした・・・

 

これを読んだ時思いました。

ムムッ、これはヤクルトに限らず程度の差はあれどの球団にも当てはまるんじゃないのか、と。

もちろん、タイガースにも!

 

昨夜、また一昨日の対巨人戦ナイトゲームでも!

走者は三塁まで来ているのに、あともう一本が出ない!

出そうで出ない、勝ちそうで勝てない、イライラ、ストレス満載の数時間!

こういう時、一度気を沈めて村上氏の文章を思い出せばいいのでしょう。

 

テレビ・ラジオの野球中継で繰り広げられる試合自体のほかもう一つ面白いと思うのは、解説者のコメントです。

タイガースOBが多いのですが、解説者の選手時代の実績や球団との関係・立ち位置などによってコメントのツッコミ度合いが変わります。

元投手であれば細かいバッティング技術、元野手であれば細かい投球技術に精通していないのは当然ですが、明らかに配慮して口を濁していると感じる場合があります。

 

特に、最近のクリーナップの打撃!

アナウンサーがコメントを求めると、

暖かく見守る姿勢を貫く解説者。

当たりさわりなく流してしまう解説者。

ハッキリとは口にしないがチラッと指摘する解説者。

ズバッと言い切り、アナウンサーがあわててフォローする解説者。

 

大きな実績を残した元大選手の方がハッキリしたコメント言う場合が多いように思いますが。

さて、今晩の前半戦最後のゲームとその解説は果たしていかに・・・

 

クリーナップの活躍で前半戦最終ゲームを勝利で飾れるか?!