小学校低学年の孫たちは毎日テレビのアニメに夢中!
曜日によって、特に週末になると人気のアニメ番組が増え、テレビの画面に注意を奪われ声をかけてもうわの空!
妖怪シャドウサイド、ドラえもん、クレヨンしんちゃん、名探偵コナン・・・
ついつい声を荒げて「早く宿題しなさい!」と叫ぶこともたびたび!
いつのまにかジイさんもアニメ番組の曜日と時間を覚えてしまってる!
というのも孫たちに習いごとに行く前「じいちゃん、ビデオとっといて!」と頼まれるからだ。
「自分で録画セットしてから行ったらええんやろ」と言うものの、アニメを見る孫たちの笑顔を思い浮かべついつい録画セットにいそしむことになりにけり・・・(あーあ、甘い?)
テレビ録画番組のほか、レンタルDVDも加わってリモコンを手に持ったままカシャカシャ早送りしたり巻き戻したり(DVDはテープじゃないので巻くとは言わない?)一時停止したり。
ブルーレイ・レコーダーはチビどもに酷使される毎日!
とうとう数日前、孫たちが学校から帰りブルーレイ・レコーダーのスイッチを入れようとしてもどうしても電源が入らないことに気がつきました!
ブルーレイ・レコーダーはプッツンしてしまったのでした!
リモコンや本体のあらゆるボタンを押してもウンともスンとも言いません!
ストライキを起こしてしまったブルーレイ・レコーダーは叩いてもなでてもまったく反応なし!
翌朝、孫たちはブルーレイ・レコーダーの突然のダンマリに呆然として学校へ向かいました。
孫たちがいなくなった静かな中、壊れたブルーレイ・レコーダーを前にしてどうしたものかと思案しました。
購入して7、8年になるのでもう寿命なのでしょう。
よくぞ手荒い扱いの中ここまで持ったものだ、と感心しました。
それでもなんとかもう少し使えないものかとサポートへ電話しました。
電源が入らないことに対して次の指示がありました。
●電源ボタンを10秒ほど押しっぱなしにして起動するかどうか。
●コンセントを抜き1分半ほど経ってから再びさして電源ボタンを押して電源が入るかどうか。
結果はどちらもダメで、それ以上は近くの販売店に修理を依頼してください、とのつれないアンサー!
昨年の夏、故障して動かなくなったCDレシーバーを苦労の末、元気な姿に復帰させた成功体験があったのでこれもと思いネット情報をググりましたが有益な情報は得られませんでした。
一応カバーを開けてチェックしたものの目視では異常なところは目に付きません。(写真上)
テスターで電源部基盤のパーツをひとつひとつチェックしてパンクしたパーツを特定し、ネットでゲットしてハンダで付け替えればすごく安く修理できるのだろう、と勝手に想像したものの、テスターも持っていないし、そうやすやすとことは運ばないのがこの世の常、とあきらめました・・・
午後、近くの販売店に持って行って話しを聞くと、修理見積もりしただけで1,080円かかり、修理も基盤全体の交換になるので目安として15,000円〜35,000円になるとのこと。
これじゃあ、新しいのに買い替えたほうがトク!
そうです、今は昭和の町の電気屋さんはいないのです!
家電のカバーを開けると、そこそこ大きなパーツの間を配線がグルグル取り巻いていた昭和の麗しい光景はもはや見られないのです!
白黒テレビからコマーシャルソングが聞こえてきます。
♪ 明るいナショナル
みんな 家中
電気で 動く
なんでも ナショナル〜 ♬
(ナショナルは現在のパナソニック)
今は、基盤に小ちゃいパーツが貼り付きプリント配線が取り囲んでいるだけ。
故障の元となるパーツを探して安く付け替えることはありません。
そりゃあ、基盤をそっくり交換する方が売り上げに貢献しますから!
ということで、修理はアッサリあきらめ新品をゲットすることにしました。
なるべく安く、でもそこそこの性能という微妙な選択で2番目に安いモノに絞りました。
周りに店員がいないこともあって、iPhone を取り出し Amazon で同機種を調べました。
すると、なんと、なんと税込で1万円も差があるのです!
もちろんどちらも新品!
そのままそっと販売店を後にしたのは言うまでもありませんでした・・・
今はなつかしい昭和の「町の電気屋さん」!!