定年後のゆる〜くたのしい日々

〜読書、語学、パソコン、音楽などをたのしむ日々のくらし〜

「ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女」と 謎の「ミレニアム・シリーズ」


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先ほど「ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女」(ダヴィド・ラーゲルクランツ)の上巻を読み終えました。
相変わらず面白く早く下巻を読みたくてウズウズしています!

 

タイトルに「ミレニアム4」とあるとおり、今回読んだのは「ミレニアム・シリーズ」の4作目です。
はじめて「ミレニアム・シリーズ」すなわち「ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女」を読んだのは今から10年前でした。
東京出張の帰りの夕方、東京駅近くの丸善丸の内本店」の洋書売り場で、面白そうな表紙デザイン(写真左)に惹かれて買い求めたのでした。

 

こういう場合、読み進めると期待を裏切られることがよくありましたが、この本はそれどころか予想を上回る面白さに唸りました!
北欧スウェーデンを舞台に繰り広げられる謎の事件とうごめく暗躍・・・
ものすご〜く個性的で特異な能力を発揮するパンク女性の胸のすく活躍!

 

引き続いて、「ミレニアム」の2と3を英文電子書籍で読みました!
「ミレニアム2 火と戯れる女」
「ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士」

 

その後、定年を迎え、書店に寄った時「ミレニアム」のタイトルを目にすることはありましたが、新たに翻訳本が発売されたのであって自分はすでに読んだものだ、とずっと思っていました。
なにしろ「ミレニアム・シリーズ」の作者「スティーグ・ラーソン」は、惜しくも本が刊行される前に心臓発作で急死してしまったので、「ミレニアム・シリーズ」は生前に書き残した3冊でしかありえなかったからでした。

 

ところが、ところが、あら、不思議!
先日、書店で文庫本(写真右)のタイトルを見るとアレッ?
「ミレニアム4」!
「3」で終わったと思っていたのに「4」が出ている?
作者は死んだんじゃなかったの?

 

作者の名前を見ると、ダヴィド・ラーゲルクランツ」?
スティーグ・ラーソン」じゃないの?
なに、これ?

 

実は、出版社の要請で別の作家が「ミレニアム・シリーズ」を書き継ぐことになったからでした!
「ミレニアム・シリーズ」は、今回読み始めた「4」のほか、すでに「ミレニアム 5」も出ているのを知り、またまたビックリ!
「ミレニアム5 復讐の炎を吐く女」!
さらに、「ミレニアム6」は今年発売予定・・・

 

寒い冬は北欧のミステリーを味わう絶好の機会!!