定年後のゆる〜くたのしい日々

〜読書、語学、パソコン、音楽などをたのしむ日々のくらし〜

「全豪オープン女子」と「邂逅の森」


スポンサーリンク

f:id:OLD_FRIENDS:20190126232357j:plain

CONGRATULATIONS NAOMI V!

 

大坂なおみ全豪オープン女子シングルス優勝を決めてから1時間半!
まだ興奮冷めやらぬ状態で iPad Pro 2018 の Smart Keyboard Folio のキーを叩いています・・・

 

今朝、新聞番組欄で午後5時半からNHKのサブチャンネルで全豪オープン女子シングルス決勝があるのを知り、ぜひ見なくてはと開始時間を頭に刻み付けました。
実は、全豪オープンの最初から大坂なおみの試合を見ていたわけではありませんでした。
昨年全米オープンで優勝したもののまだ若干21歳でもあり、どこかでポカをして途中敗退となるのでは、と危ぶんでいたからでした。

 

ところが、ドンドン勝ち進み、準決勝の試合なんかは完全に相手を圧倒し全く寄せ付けない強さを見せました。
これはひょっとして優勝するかも?いやいや、決勝の相手はストレート勝ちをしてきた強豪だから世の中そんな甘くはない!いやいや、なおみは勝ち運を持っていそう!いやいや・・・(早く止めてんか〜!)
とにかく決勝戦を生でテレビ観戦しなくては、と思ったのでした。

邂逅の森 (文春文庫)

午後、寒風の吹きすさぶ中、公園を散歩し、その後、図書館へ行きました。
読みかけの「邂逅の森」(熊谷達也を読むためでした。
明治から大正にかけて東北地方で古くからの手法を守り熊などを捕獲していた猟師「マタギ」の物語でした。

 

初めは乗り気でなく物語の展開を追っているうちに、運命に翻弄される主人公にしだいに感情移入し、ページをくるのももどかしくなりました。
主人公は、いったんは天職だと思っていた「マタギ」(猟師)をやめざるを得なくなり、鉱山の採掘夫になった後、どうしても「マタギ」が忘れられず山の熊やカモシカを相手の生活に戻っていきました。
そして、物語最後のクライマックスでのどう猛な巨大熊との凄惨な死闘・・・

 

マタギ」の物語を読み終え感慨に浸りながらふと時計を見ると、すでに午後5時。
アッ!
あと30分で全豪オープン勝戦中継が始まる!
今から帰るとまだ間に合う、急いで帰らなくては!

 

あわてて図書館を出て車を飛ばし家に戻りました。
テレビのスイッチ ON!
勝戦が始まったところでした。
それから3時間もの壮絶な死闘の後、勝ち取った優勝トロフィー・・・

 

壮絶な死闘を制した NAOMI と マタギ!!