定年後のゆる〜くたのしい日々

〜読書、語学、パソコン、音楽などをたのしむ日々のくらし〜

ジャズ・アドリブへの道 と iPad Pro・YouTube


スポンサーリンク

f:id:OLD_FRIENDS:20190112003531j:plain

iPad Pro 2018 で何気なく YouTube の面白そうなものを探していたとき、オヤッ!と引っかかるものがありました。
「ジャズアドリブ練習方法(前編)」というタイトル!

www.youtube.com

サブタイトルは「目からウロコのジャズ・アドリブ・マスター術」とうたっています。
この手のタイトルの動画はいくつもあり、今までもたくさん視聴しました。
タイトルを読んだりナレーションを聞くと、初心者向けに手取り足取り分かりやすく教えてくれそうなのです。

 

ところが、ほとんどの動画ではコードやスケールを中心としたジャズ理論のお勉強に終始します。
画用紙やホワイトボードに学校の教室でのように記号を書き連ね、視聴者は講義を拝聴するのがほとんど!
まるでクロールの泳ぎ方を教室の黒板で教えてもらっているようなものです!(大事なのは実践やで〜!)
教則本もだいたいこの類のものがほとんどです。
「理論は一応分かった、じゃあ、実際に具体的にどう弾いたらええんやねん?!」
とツッコミを入れたくなるばかり・・・

 

そういう自己満足的な YouTube 講座や教則本が多い中、この動画はジャズピアノ初心者に希望の光を投げかけるように見えました!
曲のコード進行の中に「2ー5ー1(ツーファイブワン)」を確認します。
これはどの教則本でも見ますが、オヤッ!と思うのは、これを4つのパターンに分け、それぞれに一つのアドリブ・フレーズを割り当て練習することです!
見本演奏も聞けます。
この一つのフレーズを徹底的にやり尽くす、というのがキモ!

 

アドリブ見本をコピーしたりジャズ理論をかじったりし、ある程度まで進んだ初心者は、なお向こう側の「アドリブの崖」との間に深い谷に隔てられていることを知りあきらめのため息をつきます。
この動画は、そのような初心者に「アドリブの崖」に渡された1本の細い丸木橋を提供してくれているようなのです。
誰でもすぐに安全に渡れるほど広く頑丈な橋ではありませんが、とにかく道がつながっているようです。
あとは努力して橋を広げていけばよいだけ!

 

iPad Pro の YouTube を教本に、
エアコンなしの極寒部屋でピアノ練習!!