定年後のゆる〜くたのしい日々

〜読書、語学、パソコン、音楽などをたのしむ日々のくらし〜

「夏の生活、今・昔」と「時をかけるシニア」


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たーだーいーま~!
小学生の孫が昼前学校から帰ってきました。
今日は一学期の終業式。
これから「子供たちは大喜び・親たちは気が重くなる」長〜い、長〜い夏休みが始まります・・・

 

外はギラギラ強い日差しが照りつける高温多湿のサウナ風呂!
毎日小学生が熱中症で倒れるニュースが跡を絶ちません!
日中はあまり外に出ないよう、家の中はエアコンで適温を保ち、また、こまめに水分を補給するようにとのアドバイス

 

これまで、体力の衰えた高齢者に言われていたことが子供たちにも当てはまるようになりました!
そう言えば、今どきは小学校の教室もエアコンが完備されています。
子供たちの体力が落ちてきたのか、それとも地球温暖化による亜熱帯化が進行しているからか?!
さあ、ここから団塊シニアの昔話しの始まり〜!

 

団塊シニア世代の公立の小学校・中学校・高校にはエアコンがなかった!
夏はチョー暑く、冬はチョー寒かった!
わたしの高1時代の校舎は、鉄筋コンクリに建て替える前の木造校舎だったので、冬のビュービュー吹き込んでくるすきま風の冷たかったこと!
そうそう、大学でも冬のストーブはありましたが、夏のクーラーはなかった!(大正時代の木造建築)

 

おまけに、裕福な家庭でもなかったので、冬に石油ストーブを使い始めたのは高校に上がってからでした。
それまでは、練炭火鉢(死語かな?)のみ。
夜、自分の部屋で試験勉強をしているとき、ハーッと吐いた息が白く湯気になるほど部屋の温度は下がっていました!

 

小学生の夏休みには、毎日ランニングシャツと短パンで外を走り回っていました。
喉が渇くと、水道水をガブガブ。
スポーツドリンクも、ジュース自販機もなし。

 

当初、我が家に冷蔵庫はありませんでした。
やっと我が家にやって来た冷蔵庫は電気で冷やすのではなく、近くの氷屋さんが毎朝大きな氷の塊を
配達してきて冷蔵庫の一番上の部屋に入れ、その氷の冷気で冷やすといういたって原始的なものでした!

 

冷蔵庫・エアコンのほか、テレビも掃除機も洗濯機も炊飯器も電子レンジも風呂もなし。
今から思えば、あの頃は幕末・明治とあまり大差のない生活を送っていたのかも知れません・・・

 

今、孫たちはエアコンガンガンの部屋で「時をかける少女」に夢中!!