定年後のゆる〜くたのしい日々

〜読書、語学、パソコン、音楽などをたのしむ日々のくらし〜

FIFAベルギー戦 と「意味がなければスイングはない」


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サムライ・ジャパン、大健闘!(惜しかった!)
寝不足の目をこすりながらこのブログを書いています。
というのは表向きで、実際は早くから寝て試合開始少し前に起きたのでした。

 

ドーハの悲劇」をはじめ日本サッカーチームにはいつも試合終了直前、ゴール前に地獄に通じる大きな穴がポッカリ開くようです!
最後のコーナーキックの後、カウンターを意識していち早く自陣に戻っていれば・・と思うのは「タラレバの世界」なのでしょう・・・

 

とにかく、フィジカルでチョー屈強のベルギーチームを相手にしてチョー小柄な日本チームがシュートで2ゴール先制したのですからスゴイ!
優勝候補の強豪チームが相次いで敗退する今回FIFA、果たしてどのチームが優勝トロフィーを手にするのかまだまだ予断を許しません・・・

 

さて、話しは180度ガラッと変わって本の話し!
意味がなければスイングはない」(村上春樹)を読みました。
ジャズやクラシックなど音楽に精通している村上氏がオーディオ専門誌「ステレオサウンド」に掲載した村上氏が興味を持ったミュージシャンについてのエッセーを集めたものです。

 

幅広い村上氏のこと、取り上げているミュージックも多岐にわたっています。
ジャズ、クラシック、ロック、フォーク、Jポップ(歌謡曲以外すべて?!)
読んでいて、どうしてこんなに音楽を深く深く味わうことができるのだろうか、と驚くばかりです!

 

「あとがき」に書かれていますが、氏は十代のほとんどを書物と音楽で過ごしたそうです。
「そのように書物を読み、音楽を聴くことが(そしてときどき女の子とデートすることが)、十代の僕にとっての生活のほとんどすべてだった。・・・当然のことながら、ゆくゆくは文学か音楽を職業にしたいと希望していたわけだが、結局は音楽を職業にすることになった。」

 

そして、ジャズ喫茶を始めるに至りました。
もともと良い耳を持っていたのが、朝から晩までジャズに浸っている7年間を経てさらに耳は鋭く研ぎ澄まされたのでしょう・・・

 

世界で活躍するサムライ・ジャパンとハルキ・ムラカミ!!

 

意味がなければスイングはない (文春文庫)

意味がなければスイングはない (文春文庫)