ついこの間まで寒い寒いと言っていたのが、梅が咲き桜が咲き、今は強くなった日差しにつつじの鮮やかな紅い色が映える５月の季節に入ろうとしています。
みんなの待ちに待った「ゴールデンウィーク」の到来！
とはいうものの、こういう時期は、甲羅に頭を引っ込めて頭上の嵐をやり過ごす亀のように、定年後生活者はみだりに動き回りません。
なにしろ、定年後の生活は「毎日がゴールデンウィーク」みたいなものだから、わざわざ人の混み合う時に動く必要はないのですから・・・
そうはいっても、いっしょに生活する家族たちは休暇が限られています。
孫たちも平日は小学校へ重いランドセルを背負ってエッチラオッチラ通い、学校が終わってからも塾やスイミングやらで大忙し！
まるで残業に明け暮れるサラリーマンのよう！
ということで、せっかくの休暇なので孫たちを連れて混雑が大いに予想される大きな公園へ弁当を持って出かけました。
車で公園に近づくと、まず駐車場が満車！
さいわい駐車場がいくつもある公園だったので、満車のところをスルーしてやっと次の次で駐車スペースをゲット！
車から出てひとまず弁当を食べようと芝生スペースに向かったところ、広げたシートに座る人たちで芝生はいちめん埋め尽くされていました！
木陰の涼しい特等席なんかはとてもムリ！
どうにか狭いスペースで弁当を食べた後、孫たちは遊戯具のある広場へ一目散！
お目付け役を仰せつかっている（？）ジイジは、老身にムチ打って数日前から痛みのある脚を引きずりながらも孫のあとを追いかけました。（トホホ）
遊戯広場は子供たちとその保護者であふれていました！
まるで畑に群がる大発生したバッタの大群のよう！
その無数の小さな姿の中から孫たちを見つけて見守らなくてはなりません。
「ウォーリーを探せ」のように目がクラクラ！
そんな中、「ターミネーター」さながら、走り回る子供たちの一人ひとりにカシャッカシャッと目の照準を合わせ、その外形データと求めるデータ情報を照合し、ひたすらターゲットの検出に残りわずかなエネルギーを費やしたのでした！
夕方、公園をあとにするときには、予備バッテリーも使い果たし、バッテリーギレを示す赤いサインを目に灯しながら家路についたのでした・・・
「悠々自適」にほど遠いゴールデンウィークの一日！！
