定年後のゆる〜くたのしい日々

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"The Great Gatsby" と「グレート・ギャツビー」


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The Great Gatsby (Wisehouse Classics Edition)

村上春樹氏の「ノルウェイの森」なんかを読むと、スコット・フィッツジェラルドの「グレート・ギャツビー」ほど氏が読者としてまた作家として感銘と強い影響を受けた作品はないように思えます。
また、後に自ら翻訳まで行っています。
村上文学の原点は「グレート・ギャツビー」!?

 

そこで、「グレート・ギャツビー」を読んでみることにしました!
それも原文の "The Great Gatsby" !
アマゾンで検索すると、Kindle 版だとなんと「0(ゼロ)円」!
この作品が書かれたのが1世紀近く前なので著作権がないからなのでしょうか。

 

とにかく、この古い作品を古い初代 iPad で読みました!
8年前の初代 iPad でも問題なくダウンロードでき、分からない英単語も長押しすると訳語がポップアウトしてすぐ確認できました。
それでも、やはり時代が古く地理もあやふやな(ニューヨークの近くなのは分かりましたが)こともあって、辞書を引いても出てこない地名やスラングがそこそこあり苦労しました!

 

また、物語の中での事件の展開の書き方や表現の仕方にも作者の工夫が凝らされていて、時間系列での単純な情景描写でないので、物語の道筋を見失わないようにするのに全神経を集中する必要がありました。
まるで暗闇の中、小さな懐中電灯に照らし出される微かな足跡をたどって獲物を追っているよう!

 

物語の内容についてはまったく予備知識を入れていなかったので(少しでも知っていると読む興味が半減するから)、半分あたりまでは舞台や登場人物の設定を把握するのに恐る恐るノロノロ運転で読み進みました。
今までの外国語の読書の経験から、少しくらい知らない単語があっても、また意味が分からない箇所があっても、原文のリズムに乗るようにしてとにかく前へ前へと読み進んでいくのが大事ということを絶えず頭に置きました。(英文和訳のように文章を前後に行ったり来たりするのはもってのほか)

 

前半部で舞台設定がどうにか定まり上り坂の頂点を過ぎて後半部に入ると、にわかに事件は急展開の様相を見せ始め食いつくように興味をそそられました!
そして、この物語の英文に慣れてきたこと、舞台設定を把握したこともあり、後半三分の一は事件の進展や謎を追い求めて文字通り坂道を転げ落ちるように読み進みました!
(To Be Continued)

 

村上文学の原点 "The Great Gatsby" !!

 

 

The Great Gatsby (Wisehouse Classics Edition)

The Great Gatsby (Wisehouse Classics Edition)