定年後のゆる〜くたのしい日々

〜読書、語学、パソコン、音楽などをたのしむ日々のくらし〜

iPad と フランス語


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スマホでは小さい!
ノートパソコンではかさばり過ぎ!
そういうときにちょうどいいのがタブレット

 

タブレットが世に出て早8年になります。
そう、タブレット1号機は、Apple の初代 iPad!(iPad を紹介する Steve Jobs がなつかしい!)
この8年間に様々な OS や画面サイズのタブレットが発売されました。
Apple iOSGoogleAndroidMicrosoftWindows
画面サイズも7インチから大きいのは12.9インチまで種々のラインナップ!

 

タブレットの使い方は、それぞれの人の用途によって様々です。
絵や文字をペンで手書きしたり、外部キーボードで文章を入力したり、映画や YouTube の動画を見たり、ミュージックを聴いたり、写真を撮って編集したり、電子書籍を読んだり、ネットサーフィンをしたり、カーナビに使ったり、ひっくり返してお盆に使ったり(?)・・・

 

わたしの使い方の一つとして毎日利用しているのは、電子版の新聞を読むことです。
iTunes Store で定期購読しているのは、フランス語の日刊新聞 LE MONDE 。(2,200円/月)
これが紙の新聞だと、航空便にすると1部だけで何千円にもなり、航空便よりは安い船便にしても手元に届くのが半月以上かかり、新聞の命である速報性が大きく損なわれてしまいます。

 

かつて、明治の文豪森鴎外は、若い頃留学していたドイツを帰国した後もドイツや欧州の政治や文化の状況を知るため、何ヶ月分かずつまとめて船便でドイツの新聞を送らせて読んでいました。
それから100年後の今、日本とフランスの時差の関係からか、前日の夜に早くも翌朝の新聞の電子情報を薄いタブレット板に Wifi でダウンロードすることができるのです!
(タイムマシンで100年さかのぼり、森鴎外にこのタブレットの電子新聞を見せたらどんなに驚くだろうか?!)

 

フランス語は、学生の頃、第二外国語として2年間一般教養で習っただけでしたが、五十代に入ってそろそろ来るべき老後の準備をしておこうかと思い、まったく初めてのピアノと一緒に独学で習い始めました。
フランス語は母音が多いので、日本人には英語よりも発音しやすいと思います。

 

日本語の発音により近いのはスペイン語ポルトガル語・イタリア語・韓国語ですが、原語での読書に興味があったのでなりよりフランス文学が魅力的でフランス語の独習に決めたのでした。
それから十数年経ち、まだまだスラスラとはいきませんが、同じくタブレットにインストールしている「ロワイヤル仏和中辞典」に画面を切り替えて参照しながらどうにか LE MONDE を毎朝読み続けています。(飽きないよう読むのは30分程度)

 

LE MONDE を読んでいるタブレットは、ずっと初代 iPad を使ってきましたが、Chromebook Flip 100PAタブレットモードで Android が使えるようになってからそれを利用するようになりました。
Chromebook Flipタブレットとして使うとき画面を360度折り返すのですが、そのときタブレットを持つ手の指が裏返したキーボードのキーを押す位置になります。
もちろんタブレットモードではキーを押しても無効ですが、指の感触が気になります!

 

そこで最近、8年前の初代 iPad(これより新しい iPad は持っていない)で LE MONDE を読んでみたところまだまだ十分読めたのでした!
それどころか、古い古い iPad の方が拡大した文字がより鮮明に表示されたのです!

 

腐っても鯛、古くても iPad!!