定年後のゆる〜くたのしい日々

〜読書、語学、パソコン、音楽などをたのしむ日々のくらし〜

真夏の暑さ と フリーダイビング


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ニュースによると、東京都心は18日連続で雨が降り続き気温も低く、夏休みなのにプールや海は人手が少ないのだそうです。
一方、こちら関西では、猛暑、熱帯夜の連続!
部屋はクーラーガンガン、車もクーラーガンガン、買い物にスーパーに着くと、駐車場から自動ドア入口へダッシュ、クーラーガンガンの生鮮食品売り場でひと涼み、ホッ!

 

先日、テレビ番組で涼しそうなフリーダイビング(素潜り)のレポートを見て、真夏の暑さをひととき忘れることができました。
フリーダイバーは、福田朋夏さんでした。
彼女は、元モデルだけあって、スタイリッシュで、フィンを付けて海中を魚と一緒に遊泳する様は、まるで人魚そのものでした!

 

ところが、驚いたのは、そんなヤワな感じのする彼女が、フリーダイビングの世界大会に出場し、日本記録・世界記録を持つほどのアスリートだ、ということでした!
フリーダイビング中、命を落としかねないブラックアウト(酸欠による水中での失神)も何度も経験しているそうです!

 

フリーダイビングのスタート前、空気を肺いっぱいに溜め込んだ後、真っ逆さまに海の深みを目指してダイビングを開始します。
潜るに連れ、海中は徐々に光が届かなくなり薄暗くなっていきます。
水圧で内蔵が圧縮され、浮袋となる肺も小さくなり、手足を動かさなくても海中をひとりでに落下するフリーフォール(自由落下)が始まります・・・


海中で生まれ育ったような彼女ですが、意外と生まれはあまり海水浴と縁がない北海道で、沖縄でフリーダイビングを本格的に始めたのも30歳を過ぎてからでした。
彼女のフリーダイビングの才能は天性のもののようでした。

 

彼女が、若い頃、沖縄の海で素潜りを教えてもらった年配の漁師と彼女が、インタビューを受ける場面が映されていました。
沖縄の海で長年、素潜りで魚を獲ってきた漁師は、海中にどのくらい長く潜っていられるかと訊かれ、「1分が限度」と応えていました。
同じ質問に彼女が応えたのは、ナント「5分40秒」!

 

沖縄の海中を泳いでいると、サメに出くわすこともあったそうです!
サメをあまり怖いとは思っていないようで、あるときなどは、向かってきたサメの急所の鼻先を足で蹴っ飛ばし退散させてしまった、と平然と笑って話していました。

 

フリーフォールを経てやっと目的の水深に達すると、水深を示すタグを取り、こんどはひたすら水面を目指して浮上します・・・
真夏の不快指数を忘れることができたひとときでした。

 

真っ暗な海の底に向かって落ちていくフリーフォール!!