定年後のゆる〜くたのしい日々

〜読書、語学、パソコン、音楽などをたのしむ日々のくらし〜

「世界卓球」と ジャズピアノ


スポンサーリンク

f:id:OLD_FRIENDS:20170603093533p:plain

今「世界卓球」が面白い!
男子も女子も若手が大活躍で連日話題をにぎわしています!
特に普段から卓球に注目していたわけではないからなのか、いつの間にこんなすごい若手が育っていたのか、と驚くばかりです!

 

男子は、なんと13歳中学生の張本選手!
あのオリンピック銅メダリストの水谷選手を終始圧倒し、とうとう打ち負かしてしまいました!
女子は、17歳の平野美宇選手!
今年4月に行われた「アジア卓球選手権大会」の女子シングルスでは、21年ぶりの優勝を勝ち取り、この「世界卓球」では、48年ぶりとなるメダル獲得が確実となり、なお、優勝を目指して決勝進出を賭ける試合が目前に迫っています!

 

年配者の間でも卓球は人気のようで、体育館では、いつも大勢の昔の若者(?)が、ラケットを振り回して白いピンポン玉を追いかけています。
卓球は、特別の装備もいらないので手軽に始められ、運動量も年齢に応じて簡単に調整できるからなのでしょう。

 

わたしは?と言いますと、今は、ピンポンの「白球」を追いかけるより「白鍵」を追いかける指の運動に夢中になっています!(黒鍵も追いかけますが)
今、特に集中して練習しているのは、コード進行の基本となる「ⅡーⅤーⅠ(ツー・ファイブ・ワン)」のフレーズです。

 

ジャズ・フレーズ集を買って、「ⅡーⅤーⅠ」フレーズを少しずつ無理をせず、指に馴染むように何度も何度も弾き込んでいます。
初めのうちは、指の動きもギクシャクし、脳もまた同じように、短いフレーズなのに、すぐ次に弾く鍵盤を探すのに精一杯でパニくってしまいました!
頭の中はカオス!ここはどこ?わたしはだれ?

 

ところが、毎日続けていると、えらいもんで、少しずつ手指(特に右手)の動きが柔軟になってくるのが自分でも感じられるのです!
例えば、目の前に手の平をいっぱいに広げ、5本の指に力を入れて速くバタバタ動かすと、まるで大きな蜘蛛が長い足を動かしこちらを威嚇しているかのように見え、自分でも気持ち悪くなってしまいます!(そんな、アホな!)
それほど、柔軟に動くようになってきたのです!

 

「手は第二の脳」とも言われますが、それほど脳と手指は直結しています!
錆びついた歯車のようにギクシャク動く手指を訓練し、やがてしなやかで柔軟な指運びに仕上げる、ということは、コチコチに乾き固まった脳のヌカ味噌が、毎日かき回され、やがて美味しい漬物を生み出す柔らかくて潤いのあるヌカ味噌に仕上がることにつながります!
年配者の「ボケ防止」に最適です!

 

卓球やジャズピアノのしなやかな動きは、日々の訓練の賜物!!