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定年後のゆる〜くたのしい日々

〜読書、語学、パソコン、音楽などをたのしむ日々のくらし〜

ジャズピアノ と「起立!礼!着席!」

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♫ ジャ~ン(ミソド)
♫ ジャ~ン(レソシ)
♫ ジャ~ン(ミソド)

 

小学校でおなじみの起立!礼!着席!の伴奏です。
コード(和音)で表すと「CーGーC」となります。
これは、「安定した状態からいったん不安定状態になった後、再び安定状態に戻る」というドミナント・モーション」そのものなのです!

 

ジャズはドミナント・モーション」の連続といっても過言ではないと思いますが、そのドミナント・モーション」の基本的な音をすでに小学生のときにいつも耳にしていたことに気がつく人は少ないと思います。

 

それではどうして、キーがC(ハ長調)の時、コード「C」(ドミソ)は「安定」と感じ、コード「G」は「不安定」と感じるのでしょうか?

 

ピアノを弾き始めた頃は、基本的なことも知らず、ただやみくもに難しい曲を丸暗記して、ピアノを力まかせに組み伏せようと格闘していたように思います。
ピアノの方も簡単に言うことを聞くような「柔(やわ)なヤツ」ではありません!
「暴れ馬」のように暴れ回り、ついには乗っている主人を地面に振り落としてしまいます!

 

「暴れピアノ」に振り落とされてから数年後、再び同じ過ちをしても能がありません。
こんどは、基本に立ち返り、自分の足元をよく見つめ、一歩一歩地面を確かめながら進まなくてはなりません。

 

ピアノに向かう前に、頭の中を整理してみます。
「安定・不安のコード感」とは何か?の前に、まず「音」とは何か?そして、「音階」とは何か?を知らなくてはなりません。
「音を聞く」とは、物体が振動し、その振動波が空気を伝わり、耳の鼓膜を振動させ、それによって生じた電気信号が脳へと送られ、脳が音として認識することです。

 

それでは、「音」の連なりである「音階」とはどうしてできたのでしょう?
「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ」です。
この西洋音階のもとは、はるか昔のギリシャ時代、数学の「ピタゴラスの定理」で有名なピタゴラスが考えたものらしいのです!

 

ピタゴラスは、人間の耳に心地よい音を数学的に探求しました。
弦のある音と一緒に鳴らすと最も心地よく響き合うのは、弦の「同じ長さの音」と「長さが半分や倍の音」などでした。
すなわち、最初の音を「ド」ハ長調)とすると、同じ「ド」かオクターブ上下のいくつもの「ド」です。

 

その次に心地よい音を探すと、弦全体の長さとの比が「2:3」となる長さの弦が響く音でした。
「ド」に対する「ソ」です。
こうして、耳に心地よい音は「2:3」で求められるので、数オクターブにわたって、求めた音に次々に「2:3」を当てはめ、12種類の音、すなわち「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ」とその間の5種類の半音を求めたのでした・・・

 

はるかギリシャ時代にまでさかのぼるスケール(音階)の旅!!
(To be Continued)