YOGA BOOK with Windows10 で Google ブックスの電子書籍を読み始めました。
前回のブログで面白くて取り上げた「罪の声」の作者(塩田武士)の他の作品を読もうと思ったからです。
「罪の声」は Kindle 電子書籍で、YOGA BOOK with Windows10 の Kindleアプリで快適に読めました。
ただ、「ページめくり」の機能はなく、タップした瞬間にページが変わってしまいますが、まあまあ許容範囲内でした。
次の電子書籍も Kindle にする予定でしたが、Google Playカードの残高を利用しようと思い、Google ブックスに決めたのでした。
ところが、結論から先に言いますと、ダメでした! とても読める状態ではありませんでした!
これは、Googleブックスと YOGA BOOK の組み合わせが悪いと言うより、Googleブックスと Windows の組み合わせが悪い、もっと言うと、日本語書籍に対して Googleブックスが Windows に対応していないからなのです!
「ページめくり」はさておいて、致命的なのは、日本語書籍に対して「フローテキスト」ができないことなのです!
「フローテキスト」とは、フォントを拡大縮小したとき、それに応じて、画面からはみ出る文字を次行に送ったり、次行から余白部に文字を戻したりする機能のことで、日本語電子書籍リーダーの当たり前の機能です。
Googleブックスでは、日本語書籍に対して、ページ全体の拡大縮小があるだけなのです。
拡大して文章の下の箇所が画面外にはみ出しても、文字は次行に送られないので、文章一行ごとに画面をスクロールして読まなくてはいけません!
とても読書どころではありません!
返品しようかとも思いましたが、他に読む方法があるので思いとどまりました。
YOGA BOOK とともに使っている Chromebook Flip を使えばよいのです!
Chromebook Flip を Android タブレットモードにして、Googleブックスで購入した日本語書籍を表示すると、「フローテキスト」機能が問題なく働き、おまけに、「ページめくり」までできるのでした!
iPhone6 Plus でも試してみると、「フローテキスト」「ページめくり」は完璧です。
Google は、自社の Android に対応するのは当然ですが、他社でも、利用者の多い iOS には対応し、電子書籍の利用者がそれほど多くない Windows(日本語)には十分力を注いでいないように思えます。
いろんなケースに対応できるようにするには、いろんな「OS」を使える体制が必要です。
ふだん使っている機器の「OS」は、次のとおりです。
[機器] [OS]
YOGA BOOK Windows
どっからでもかかってこいや〜!!