定年後のゆる〜くたのしい日々

〜読書、語学、パソコン、音楽などをたのしむ日々のくらし〜

「ゼロの焦点」と Chromebook

ゼロの焦点 (新潮文庫)

  わたしは、今まで推理小説にあまり興味がなく、ほとんど読んだことがありませんでした。

 そこで、有名な作家の作品を一度読んでみようと思い立って、推理小説界の巨匠と言われる松本清張の「ゼロの焦点」を読みました。

 

 主人公は26歳の女性で、10歳上の男性と見合い結婚しました。

 新婚1ヶ月を過ぎた頃、夫は出張で金沢にしばらく滞在することになりました。

 出張期間が過ぎ、東京へ帰る日が来ましたが、夫は自宅に戻りませんでした。

 それから、行方不明の夫をたずねて、彼女の金沢を中心とした探索が展開していきます。

 

 金沢や能登半島などの、日本海側のどんよりと暗い雪曇りの冬の気候が、物語の各所で効果的に描かれています。

 北陸地方に来るのははじめてで、最初は、頼りなげだった彼女ですが、日を追うごとに彼女の推理・探索は深み・積極性を帯びていき、一歩一歩事件の核心に迫っていきます。

 

 わたしは、推理小説をあまり読んでいないからなのでしょうが、読んでいくうちにある違和感を覚えました。

 物語の展開につれて次々と現れる登場人物が、ちょうどパズルの各々のピースのように、バラバラだったのが、ある時から急速に収束へと向かい、最後は1つのピースも残すことなくきれいに収まってしまいます。

 それが、あまりに不自然・人工的に感じるのです。

 

 26歳女性の主人公は、情報を得るため警察署に刑事を訪ね、次々と質問をする場面があります。

 刑事の方も、彼女の質問に何の疑問も抱かずべらべらと答えていきます。

 まるで刑事と一般市民が入れ替わったかのように、彼女は聞き込みを行います。

 

 彼女は、推理の過程で難問をいくつも抱えますが、まったくの偶然のできごとからタイミング良くヒントを得て、次々と解消されていきます。(アンビリバボ〜!)

 

 いろいろとわたしの違和感を挙げましたが、要は、まだまだ推理小説になじんでいないのでしょう!

 

 "0" と "1" の焦点、Chromebook!!