"Kind of Blue"(カインド・オブ・ブルー)は、ジャズ史上有名なマイルス・デイヴィスのアルバムです。
それまでのコード(和音)中心の「ビ・バップ」から、スケール(音階)を重視したメローディアスな「モード」へと、ジャズの歴史の流れを変えた画期的なアルバムです。
テレビコマーシャルで、「ジャズ・LPレコード・コレクション」(全85号)が、これから隔週で順次発売され、創刊号はすでに数日前に書店で販売されていることを知りました。
その創刊号が、マイルス・デイヴィスの "Kind of Blue"(カインド・オブ・ブルー)のアルバムだったのです。
この「ジャズ・コレクション」の大きな特徴は、その音盤が、いま静かなブームとなっている「LPレコード」であることです。
いま一般的な「CD」でもオンライン配信の「デジタル・ミュージック」でもありません。
ひと昔前の、ターンテーブルで回転させ、レコード針をのせて音を出す、手触りのぬくもりが感じられる「アナログ・レコード」なのです!
わたしは、ジャズが好きなのと、コンパクト・ステレオとレコード・プレーヤーを持っているので、興味をそそられました。
それに、通常は2,980円のところ、創刊号だと特別価格990円で買えるのです!
さっそく、書店へ行き購入しました!
久しぶりのジャズです!
LPレコードをおごそかに持ち上げ、プレーヤーのターンテーブルにそっとのせます。
針がレコードの溝に入り、しばらくすると聞こえてきました!
♬・・・
ビル・エヴァンスのピアノのイントロ!
新時代を切り開く、さっそうとしたマイルス・デイヴィスのトランペット!
冴え渡る音色のジョン・コルトレーンのテナー・サックス!
甘くとろけるようなキャノンボール・アダレイのアルト・サックス!
♬・・・
大したステレオではないのですが、胸にせまる迫力と秋の空のように澄み渡る音色に酔いしれたひとときでした・・・
エヴァンスのピアノのように華麗なアドリブを奏でよ、Chromebook!!