定年後のゆる〜くたのしい日々

〜読書、語学、パソコン、音楽などをたのしむ日々のくらし〜

難民と Chromebook


スポンサーリンク

f:id:OLD_FRIENDS:20160914122022j:plain

 海外の新聞・雑誌には、頻繁に難民問題が取り上げられています。

 古いゴムボートに詰め込まれ、地中海を漂流したあげく、やっと救助される難民の写真や記事がたびたび掲載されています。

 難民は、特にヨーロッパにとっては切実な問題となっています。

 シリアをはじめアフリカや中東などからヨーロッパに流入した難民は、昨年1年間で100万人を超えると言われています。

 

 ヨーロッパは、いくつもの難問を抱えています。

 ギリシャに端を発する各国の財政危機、失業問題、イスラムによる頻発するテロ事件、英国のEU離脱問題、それにこの難民問題!

 

 難民問題も大規模になると歴史を揺るがすことになりかねません!

 あの長く栄華を誇った強大なローマ帝国が、ついに滅亡してしまった要因のひとつに、難民からはじまった民族大移動があげられるそうです。

 

 日本は、今も昔も難民に直接関係があるようには思っていませんでしたが、先日、新聞でこういう記事を見つけました。

 7世紀の朝鮮半島には、新羅(しらぎ)・高句麗(こうくり)・百済(くだら)の三国が互いに競っていました。

 7世紀中頃、唐と新羅の連合軍が、百済、次いで高句麗を滅ぼし、多くの難民が朝鮮半島を逃れ日本にやってきました。

 難民問題は、いつの時代、どこにでも起こりえて、歴史に影響を与えるものなのでしょう。

 

 今年初め、グーグルは、難民支援のため、25,000台の Chromebook を難民に提供したそうです。

 低価格、シンプル機能で教育機関などで広く使われている Chromebook は、難民支援の一助ともなっているのです。

 

 難民を助ける手足となれ、Chromebook!!