本棚を眺めていると、十数年前にわざわざ米国 Amazon から取り寄せたペーパーバックが目につきました。
手に取りパラパラページをめくり、ところどころ拾い読みをしていると、あらためて「不思議な本だ」という感じがよみがえってきました・・・
ペーパーバックのタイトルは「John Titor A Time Traveler's Tale(ジョン・タイター タイム・トラベラーの話し)」。
この本は、ジョン・タイターがインターネットでやり取りした質疑応答をまとめたものです。
質疑応答の前の導入部の記述に、まず驚かされます。
★★★
2003年1月、5歳の息子を連れた若いカップルが、ネブラスカの弁護士事務所を訪ねてきます。
そのカップルは、弁護士に、自分たちは2036年の未来からタイム・マシンでやって来たジョン・タイターの両親であることを告げます。
また、いっしょに連れていた5歳の息子は、子供時代のジョン・タイターであることも言います。
弁護士は、うさん臭く思いながらも、彼らの話しを聞きました。
ジョン・タイターは、1998年に過去の両親の前に現われ、2001年までの3年間いっしょに暮らした、と言うのです。
いっしょに暮らしたのは、ジョン・タイターがまだ乳幼児だったころの若い両親と、そして、なんと、乳幼児の自分自身とだったのです!!(アンビリバボー!)
ジョン・タイターは、父親のコンピューターを借りて、ネット上でタイム・トラベルについて種々の質問に答えていきます。
そして、2001年、元いた2036年にタイム・マシンで帰っていったのだそうです。
★★★
両親から話しを聞き、また、タイム・マシンの写真や文書などを見せられた弁護士は、最初、うさん臭く思いましたが、話しを聞くうち、なかなか説得力のある内容だと思い、ジョン・タイターのネットでの質疑応答を本にまとめました。
ジョン・タイターによると、宇宙は一つではなく、無数に存在する「パラレル・ワールド(平行宇宙)」になっているのだそうです。
タイム・マシンで過去のある時点に移動するということは、自分がいる宇宙の過去へ戻るのではなく、過去のある時点と限りなくよく似た別の宇宙へ移動する、ということなのだそうです!
だから、過去の自分に会っても何も不具合は起こらないのです!
別の宇宙への移動は、小さなブラック・ホールを作ることができるタイム・マシンを使用します。
この手の話しは、ネットやテレビでよく見たり聞いたりしますが、実際に両親が弁護士を訪ねて行った、というのが気になります。
弁護士を訪ねたとき5歳だったジョン・タイターは、今では18歳の青年になっているはずです・・・
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