この前の日曜日の夜、 Chromebook に向かいながら「情熱大陸」を横目で見始め、オヤッと思わず画面に見入ってしまいました。
最近、料理人や医師がよく取り上げられ、わたしとしてはあまり興味を持てる内容が続いていたので、今回も期待していなかったところ、良い意味で裏切られたのでした。
今回取り上げられたのは、「稲垣えみ子さん」51歳、アフロヘアーの元朝日新聞論説委員(今年のはじめ退社)。
3.11震災後、江戸時代の省エネ生活を理想とし、3月電気代189円、ガス契約なし、水道代もわずか、掃除機なし、洗濯機なし、冷蔵庫なし、エアコンなし、車なし・・・
「はたき」と「ほうき」で掃除し、自転車で移動し、マンション5階の部屋へはエレベーターを使わず階段で上がり下りし、冬も暖房機器を用いず、カイロ、湯たんぽ、厚着で乗り切るそうです!
時折依頼される本や雑誌の原稿は、喫茶店や公園で書くという自由な生活を満喫しています。
原稿書きもてっきり「原稿用紙とペンの手書き」だと思って見ていますと、予想に反してノートパソコンで入力していました。
朝日新聞で長年、記事をパソコンで入力していたのですから、それが自然なのでしょう。
稲垣さんのシンプルライフは徹底していて、なかなかみんなが簡単に真似できるものではありません。
しかし、こういう人もいるのです!
世の中は広い、とつくづく思います。
混沌として先の見えない一面の霧のなかで、希望を与える一筋の光を見出したようでした。
希望の光となるか、シンプル・省エネコンセプトの Chromebook !!