定年後のゆる〜くたのしい日々

〜読書、語学、パソコン、音楽などをたのしむ日々のくらし〜

ヘルツのリュックと Chromebook


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 関西の午後に放映されるテレビ番組「ちちんぷいぷい」に、「とびだせ!えほん」というコーナーがあります。

 イラストレーター・絵本作家の長谷川 義史(はせがわ よしふみ)さんが、関西の各地をリポートしながらその場でスケッチをしていき、リポートが終わるとその日一日の絵本が出来上がっています。

 絵本はもちろんすばらしいのですが、リポートする長谷川さんの個性がなんとも言えない良い味をかもし出しています。

 

 以前からそのリポートシーンを見ていて、長谷川さんがいつも背負っているリュックが気になっていました。

 良質革製のセンスの良い縦長リュックで、ひと目で「ただものではない」と感じます。

 ネットでググッてみますと、「Herz(ヘルツ)」という会社が手作りしているオーダーメイドの「Lax Ruck」というリュック(Made in Japan)でした。

 納期も3ヶ月近くかかり、値段も相応に安くありません。

 そのかわり、丈夫で使えば使うほど革もなめらかになり、良い味がでてくるのだそうです。

 番組の長谷川さんとよくマッチしているわけです。

 

 リュックも物を収納して運ぶ一つの「道具」なのですが、良い道具にめぐりあうというのは、良い友人や良い伴侶にめぐりあうのと同じように、人生における喜びの一つだと思います。

 使えば使うほど手になじんでくる「道具」、自分の手足と一体になってくる「道具」、今の世に氾濫する使い捨て品には見出だせない奥深さが備わっています。

 このリュックを手に入れるかどうか、目下思案中のところです・・・

 

 「道具」といえば、 Chromebook も一つの「道具」です。

 この Chromebook Flip は10インチの小型タイプなので、デスクトップのキーボードに慣れた手には最初、キーやキーピッチが小さすぎるように感じました。

 ですが、毎日使うにつれてすぐに手指が慣れてきて、3ヶ月近く経った今では、文章を入力するとき、ほとんどキーボードを意識することなく、手指がキーに吸い付くようにスムーズにブラインド入力できるようになりました。

 デスクトップで入力していた時は「舗装していないデコボコ道」の上を運転しているようだったのが、この Chromebook Flip だと、賢い「Google日本語変換」と相まって、「高速道路」を快適にすっ飛ばしているようにさえ感じられます。

 また、キー入力時にまったく音が出ないので、静かな図書館で入力しても隣の人に迷惑をかけることはありません。

 小さく軽くて丈夫(890g)、早い起動(10秒)、長持ちするバッテリー(9時間)、短い充電時間(iPhone6 Plus よりずっと短い)、不要なメンテ・・・

 

 ヘルツのリュック や Chromebook Flip という「良い道具」にめぐりあうのも人生の喜びの一つです!!