ついこの間まで、たどたどしく赤ちゃん言葉で話していた孫たちも、日夜、家や保育園で日本語の練習(本人たちは自覚していないが)にはげんだおかげで、家族を驚かすようなことも話せるようになりました。
まだ小学校にも上がっていない女の子が、先日なんかはこういうことを言い出しました。
「じじいッ! なにしとんじゃ〜!!」
小っちゃな赤ちゃんだった子がここまで表現できるまでに、よくぞここまで元気に育ったものだ!と感無量でした。(喜んでる場合じゃないぞ!しつけがなってない!)
以前は「ちびまる子ちゃん」のようだと思いましたが、最近は「じゃりン子チエ」がピッタリなのに気付きました!
このウチの「じゃりン子チエ」が生まれた年に、初代 iPad が発売されました。
はじめての本格的なタブレットの発売なので評判になり、すぐにわたしも手に入れたのでした。
久しぶりで、机の引き出しにしまっていた初代 iPad を取り出し、電源スイッチを入れてみると、バッテリー量が53%を表示しています。
購入してからもう5年半も使っていて、まるまる2ヶ月間置きっぱなしにしていたのに、まだ半分以上も残っているなんて、なんと iPad のバッテリーは長持ちなのでしょう!
これは、また、わたしのバッテリー管理がよいからかもしれません。
わたしがいつもバッテリーを充電するのは、バッテリーが20%以下になった時で、それから一気に100%までフル充電します。
バッテリーも充電回数が限られているそうなので、できるだけ充電回数が少なくなるように、空に近い状態からのフル充電に徹していました。
この初代 iPad は、5年半、使いに使い倒しました!
ネットサーフィン、電子書籍リーダー、写真アルバム、英語・仏語の雑誌・新聞購読、英語・仏語・国語辞書、地図、エバーノート、メール、バーチャルピアノ、ゲーム、電卓、ワープロ、表計算、ネットラジオ、メモ用紙、ビデオ・・・
定年前には、会社の会議室に持ち込み、議事録作成にも使いました。
iPad が発売されてすぐだったので、出席者の注目を集めました。
この iPad も年を経るに従って、徐々に使う用途が限られてきました。
バッテリー性能は十分なのですが、iOS やアプリのアップデートが最新の状態に維持できなくなり、使えるアプリも減りました。
また、定年後の生活に入り用途も限られ、ネットサーフィン、英語・仏語の雑誌・新聞購読、英語・仏語・国語辞書、エバーノート、メールなどになりました。
また、ブログもはじめようとしていましたが、iPad のソフトキーボードではやはり使い勝手が良くありませんでした。
こうしたなか、昨年、iPad に代わる何かいいものはないか?と探していました。
前にも書きましたが、候補にあげていたのは、Surface 3、Surface 4 Pro、Macbook Air、iPad Air 2 でした。
ここで、「わたし」が重視していたポイントは次のとおりでした。
(1)ストレスのないスムーズな日本語入力
(2)自立できる仕組み
(3)リーズナブルなコスト
(4)「過度の装備」不要
【説明】
(1)ブログを書くにはこれが欠かせません。
(2)ソファーに座って膝の上で、ブログを入力したり、電子版の新聞・雑誌を読む時に、手で支えなくても自立できる仕組みになっているものが欲しかったのです。
(3)定年後の質素な生活では、高額な機器には手が出せません。
(4)ペンの描画などのように、使いもしない「過度の装備」はいりません。
【判定結果】
(1) (2) (3) (4)
Surface3 ◯ ◯ △ ✖
Surface Pro4 ◯ ◯ ✖ ✖
Macbook Air ◯ ◯ △ ◯
iPad Air2 ✖ ✖ ◯ ◯
(Surface はキーボード付)
いずれも「帯に短したすきに長し」で「わたしのポイント」にピッタリ当てはまるものはありませんでした。
こういう時に、ふとネットで目についたのが Chromebook でした。
以前にネットで、機能が制限された安価の教育機関向けパソコンと読んだことがありましたが、関係がないものだとスルーしていました。
個人向けのものも順次発売され、そのレビューもネットにたくさん紹介されるようになったのでした。
この Chromebook をネットで調べ、「わたしのポイント」でチェックすると、「オール◯」ですべてクリアしてしまいました!!
こうして、5年半も慣れ親しんだ初代 iPad がお役御免になり(電子書籍リーダーとしてはまだまだお世話になります)、今このブログを新しい Chromebook で書くことになったのでした!
ひと昔、ふた昔、いやそれよりずっと前に流れていたあるスーパーのコマーシャルコピーのように、
ええもん、安いもん、 Chromebook !!!